準備完了

さぁ〜 これからApple Watch (macな人ならWatch で判るハズだ) の予約です。これまでの間『これは何だろう?』と考え抜いて来た。いや考えぬとも買うことは決定済みなのだが、いろいろな意見を目にするにつれ、自分にとっての『価値』を定めておこうと思った。

150428_Title



前提として、ワタクシなりの条件というか環境は次の通りである。
⚫️ガジェット好きである。腕時計も古典的なガジェットとして好きである。
⚫️このApple Watchが噂になっていた頃、NIKE のFuelBandを手に入れ、エクササイズに利用するガジェットの予行演習をしていた。
もちろんAppleファン(というより信者と呼ばれても否定しない)であるから、Appleが出す製品には元々肯定的である。

ということであるから、新製品が出ればまずは購入する前提でいろいろと考えるのではある。そのパターンで言えば、そろそろ運動を積極的に行わないと体調が維持できない年頃だから、エクササイズ用に使おう、ためには常に身に着ける方法として腕時計型はちょうどよい。かつiPhone6に着信する際、そのバイブレーションでは気がつき難いので、手元で各種着信事が判るとアリガタイ。
という理由だけで購入の理屈は十分に成り立つ。
が、今回はもっと踏み込んでみようと思った。特にAppleは何を考えてこの製品を企画し、どんな風にアピールしようとしたのか、も私見たっぷりに考察してみる。

まずは『ウェラブル コンピューター』という言葉が出てきた当時、どんな形態でそれが登場するのか? 興味をそそる状態にあった。なんとなく腕に巻きつけた小型デバイスやら、ヘッドアップギヤらしき形態が想像できた。しかし反面それでは見え見えのガチガチのアイテムであり日常に浸透するモノではない、と誰でもが感じ、心のどこかで『そんなモノを生身の近くに装着するのはイヤだ』と拒否反応もあったのではないだろうか。従ってAppleがウェラブル コンピューターに興味があると公言した時には、彼らはどんな形で具現化するのか注目した。
その形が噂でも流れ始め、Appleの公式アナウンスでも腕時計型であると判って来た。
Appleのウェラブル コンピューターは腕時計だ、と特定されるにつれ、何故か『ウェラブル コンピューター』というジャンル名が消えてきたことを感じたのはワタシだけであろうか。。
そう、コンピューターというには腕時計型は小さ過ぎるのである。特にインターフェイスが従来のコンピューターと同程度になるにはハードルが高すぎると思う。でも身近でいつでも操作できるガジェットとしては腕にあるのがベストだとAppleは結論付けたのだと思う。そしてそれにはコンピューターという大きな機能は要求しない、すなわち現状のAppleの製品群の中の何かと連携する機能に止める。常に身につけるという形態に一番近いのはiPhoneであるから、その延長線にある機器とすれば整合性が取れる、と考えたハズだ。
⚫︎その延長線とはどんな機能を持てばよいか
⚫︎腕時計をヤドカリの宿とするが、その宿自体も革新していこう
と構想を練ったに違いない。

腕時計の歴史はそれなりにあり、その世界観は確立したものとなっている。デザインもそれなりの定石があると思われる。

150428_omega

例えば精巧な時計として代表格であるクロノグラフのデザインというか形態はほぼこんなスタイルにある。これは機械式だから構造的にこのような配置にならざるを得ない。がこれが精巧な時計である、と人の意識に定着している。それは歴史があるからである。Appleはそれを時計の専門家から勉強したという。モノを革新するのに既存意識が大きな障害になるケースが多いので、何も知らない状態の方が革新的なモノが生まれ易いと考えがちだ。けど、基本を知らないで応用をするとトンデモ無いモノが生まれる確率も高い。Appleが基本を学んだということで、それは正攻法と感じる。

Appleはあくまでも『時計』をまずは作る必要があった。何故なら腕時計こそが日常的に身につけるアイテムであるからである。腕時計と認識されなければ、あるいはその機能が弱かったら身につける必要性を失う。また大きな制約になってしまうが、大きさも腕時計の範疇になければならないと考えたハズだ。

150428_RealSize

これは実寸サイズに印刷した42mmのApple Watchを切り抜いて腕に着けた状態だ。38mmが良いのか42mmでも大き過ぎないか、を検証した時の写真だ。こう見るとちょっと大きいかな? と感じるが、

150428_size

カシオのGショックに被せるとそれほど大きくもない。Gショックが大きい方の時計だとは思うが、それでも腕時計として許容している範囲と言えるだろう。画面の大きさでApple Watchは大きいと感じるが、カシオのバンド以外の部分と大きさはほとんど違わないのである。

150428_CASIO

画面を見る際には大きい方が見易いのは間違い無いだろう。このGショックの本体全体がApple Watchの画面に相当するワケだ。
もっとデザインを先鋭的なモノにして、もっと大きい画面、もっと斬新な形状にする方向もあるが、Apple Watchがその方向に行かなかったことは、時計に拘った結果だと思っている。斬新なデザインは時と共に急速にダサいデザインに落ちてしまう、という傾向も無視できない。オーソドックスな中でも普遍的なデザインってちょっと見ではデザイン性が弱いと感じるかもしれない。外形はそんなレベルでも、画面に出てくる時計のデザインは自由自在に変えられる点が今までに無い時計だと言わしめている。
また時計に拘ったもう一つの結果として、画面に集中する時間を短くなるよう工夫したこともある。時計で時刻を見る時間は本当に短い時間で済む。アナログ指針であれば短針長針の位置関係で時刻はイメージされる。デジタルであれば数字を読み取る時間で済む。それと同じようにApple Watchに現れる種々な情報は『パッと見』で理解できる範囲にあるモノが多いようである。それらをグランスという言葉で表現しているが、まさにちら見である。

あと私的に期待しているのは腕を叩く機能『Taptic Engine』である。たぶん今まであったバイブレーションとは違った感触なのだと思う。バイブレーションは重心が偏心した状態で回転することによる振動であるけど、Taptic Engine はリニアアクチュエータであるから『叩く』感触に近いハズだ。
これが作動するのはiPhoneが通知作動に入った時だと認識している。すなわち通話の着信やメールの着信などiPhoneで通知設定しているモノが全て対象だと思う。とすれば、キャリア・メールの着信にも反応するハズだ。実はiPhoneというか携帯電話全般のバイブレーションは自分には弱く感じて、バイブしている状態を把握できないケースが多い。大事な連絡をそれで気が付かずに逃してしまった経験もあり、対策としてカシオの腕時計でバイブさせる手段もとった。けど基本的にそれはキャリア・メールでは作動しなかったので転送サービスを使っての一工夫が必要だった。Apple Watchがキャリア・メール自体の着信で通知作動が働けば、何かの着信を逃す機会が減るというものだ。

もうひとつはエクササイズに関する機能である。このためにNIKE FuelBand で練習してきたとも言える。

150428_NIKEfuel

活動量計としてfuelという単位表示がメインで、その数値の相対比較でいろいろ判断するが、消費カロリーや歩数も表示できる。やはりデジタルな数値として結果が出るから、今日は運動が少ないとか意識するようになる。で、たくさん運動すると褒められる。

150428_NIKE

例えば目標値をクリアするとクリアした程度によりゴールした時の表示が『輝しく』現れる。具体的なお褒めの言葉は少ないが、こういうのを見た瞬間は気持ち良いものである。
という機能(褒める)もあるし、さらには運動をするよう促す機能もApple Watchにはあるという。この辺はFuelBandを開発したNIKEスタッフをAppleに迎い入れたという話もあり、さぞかしやNIKE時代以上にデジタル化を具現化できたのではないだろうか。
一部で噂され過ぎた感があるが、Apple Watchのセンサーで血圧や血糖値が測れると期待されてきたが、これはハードルが高いと思われる。調べると血圧計として売るには国の認証手続きが必要で、全世界的に基準の整合性は保たれているものの、国毎に申請する必要はあろうから、グローバルな商品で専門製品でもない『時計』がこの認証を正式に得るには大変だ。ましてや血糖値測定は非採血でのセンサー自体が完成されていないモノである。これらの機能は正確な値ではありませんヨ、といくらユーザーに注意しても人体の管理に重大な誤りを起こす可能性があるから、医療機器として管理されるのは仕方がない。腕時計がそこまで出来る時代ではまだないのである。

ひとつ判らぬことがあった。スピーカーとマイクを備えているようだが、それは本体のどこにあるのか? 穴が開いているのか? である。
それを探すべくアップルサイトにある画像・映像を凝視した。
有りました、穴が。。リューズの反対側の側面にスリット2本と小さな穴です。上のスリットがスピーカーでしょう。

150428SpeakerMike
アップルのビデオ動画よりキャプチャーしました

さてさて、そろそろ具体的な機種を選んでおこう。『Watch』『Watch SPORT』『Watch EDITION』とある中、『Watch EDITION』は論外として外し、ステンレスとアルミのどちらを選ぶかである。価格から言えば安い方のアルミである。でもアルミは腐食に弱い材質である。いくら酸化被膜の処理をしています、といわれても被膜が傷ついたらバリアはなくなるのである。時計にとって汗は大敵なのである。液体的には普通の水より腐食を進行させるハズである。所有していたオメガはステンレス製であるが、25年の歳月で内部の腐食が進んでいたとオーバーホール時に言われた。その時にも時計のバンドは緩めにしてくださいとのアドバイスもあった。汗まみれにしないためである。でもApple Watchは逆に肌に密着させておかないと、各種センサーが正常に機能しないと思える。
まぁ〜このApple Watchを25年の長きに渡って常用するとは思えないので、時計をショートサイクルで変える人は価格で選ぶんだろうな〜。。
でも自分は時計を腕にしてて良くぶつける人だから、より丈夫なステンレスでより丈夫なサファイアクリスタルの
Watchとしよう。高い分長く使う覚悟である。いつか内部の基盤アップグレードで使えぬモノにだけはしないでくれApple。。
さぁ〜4時になったら予約クリックの連打だ〜ぁ〜
Windowsな人には一部の文字が正しく表示されてないと思います。スミマセンです。

BlogTopへ戻る