微調整の繰返し

『旅館の一室』の件、まだ最終段階に至らず、チクチクと修正の繰返しである。参考にもならないだろうけど、何をしているか内情をさらしてみる。

130519_Title



修正の内容はそれこそアレもコレもあるのだけど、直近では3つほど。

130519_Points

下の矢印から、これは畳のマテリアル設定が弱く、畳の織りが判別しにくいこと。このマテリアルは本物の畳を写真に撮り、それを白黒にしてBumpマップに使った。そのBumpマップの強さ加減を調整することで何とかしようとした。

130519_TATAMI

こんなところでどうだろうか。デフォルメしてもっと強調する手もあるが、リアル派だからそこまでは割り切れない。

そして真ん中の矢印、障子を通して光が注ぐ様を主題にした障子のマテリアル。これは以前にもココで取り上げた題材だが、まだ確定したマテリアル設定でもない。理屈を判って無いからパラメーターを弄くり回して良くなることを期待するアテズッポー作戦である。

130519_Shoji

なんとか探し当てて、ほぼ良い感じに収束しそうだ。左画像では影がかかった障子部に裏側の障子格子が透けて見えてしまっている。これは障子越しに光を通すためには、マテリアルで透明設定をしないとならないためで、それを誤摩化す設定が弱いためだ。

130519_Diffuse

障子のポリゴンは室内側を裏面としている。だからマテリアル設定で下の矢印の『Normal Forward』にチェックを入れるとレンダリングでポリゴンはコチラ向きとしてレンダリングされるのだが、そうすると反対側からの影を落とす面が無いことになり、障子全面が白くレンダリングされてリアル感を失う。で、透明設定であることを誤摩化すつもりで入れた『Diffuse』にもこのNormal Forward のチェックがあったのでそれを入れるのと、値を大きくしたら右の画像のように良くなった次第。

てな感じで質感をまとめている間に、最初の画像の一番上の矢印、部屋のエアコン吹き出し口のフィンの数が少ないことに気付いてしまった。左右方向への振り分けのフィンが少ない。一度気付いてしまうとそれでも良いではないか、という理由が見つからない限り、またモデリングに戻ってやり直しである。そこでイタいのは作ったモーフィングが全て使えなくなるという点。頂点数が変化してしまうからだ。マテリアルはPoser上で記録しておけるから、モデリングやり直しの後でも呼び出して当てる作業だけで済む。モーフィングだって作り直しでそれを当てるだけだけど、数が多いとウンザリとなる。。

というワケでまとめる段階で、またまとめる直前まで戻ってしまった状態。

ところで、部屋の中での場面設定というかレンダリングする時のひとつのワザに、カメラを広角にするという手がある。

130519_WideCamera

こんな感じに広角度を調整するだけで、部屋の中に居る状態で構図を変化させることが出来る。これも常識レベルに近いと思うが、Poserのカメラのパラメーターの中に『Focal』というモノがある。

130519_Focal

この数値そのものが、実際のカメラの焦点距離に相当する、というかそのもののようだ。カメラには詳しくないのでウカツなことは言えないが、焦点距離が短い(数値が低い)ということはレンズは広い範囲(広い角度==広角)の被写体を取り込む、ということである。
であるからPoserでデフォルトになっていた25mmという数値を9mmにすると、上の画像のように部屋全体を描き出すことも可能になってくる。

130519_Finish
■■Credit  座卓はhave(はぶ)さんのモノ  ■■


さてさて、そんなことはいいから、早くまとめなさいよ!! ですね。。

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