久しぶりのフリー配布物

5月の連休に実現出来なかったPoser用のフリー配布Prop『日本旅館の一室』を、夏休み終了間際にリリースした。18日の日曜日の午後3時50分にRenderosityのサイトにアップロードした。そうしたら予想外に早く翌日の午前9時過ぎには公開されていた。

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Renderosityにフリー配布でアップすると審査の後に同サイトで公開される。その審査にかかる時間は2〜3日だろうと予想していた。それが24時間も経たずに審査終了、かつ日曜日の午後にアップしているのに、そんな時刻に誰かこのために働いていたワケだ。

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早く公開されて困る事は無いのだが、こちらの準備が整っていない。公開する前に、この場でアナウンスし使い方なども記述しようとしていた。また、Renderosity以外にもShareCGにもアップするのが今までのやり方だった。それらを2〜3日の間で行うつもりだった、のだが調子が狂ってしまった。
ShareCGのサイトではアップした瞬間に公開される。今まではRenderosityとほぼ同時にアップしていたが、今回は先にRenderosityの審査を受けて、配布物の『バリデート』を受けて(意味はwebで調べて、、)、晴れて堂々と公開できるようShareCGにアップする予定でいた。

実はそれほどに今回の配布には自信が無い、というか準備が万端でなかった。これまでの配布では自分なりにチェックポイントやチェック項目を設けて、自主品質管理に万全を尽くしていた。それにもかかわらず、textureのルートが通っていなかったりと不備はあった。
今回はそのような手順も取らなかったし、説明も英文にするのが億劫になったりと、時間切れ寸前で放り込んでしまった感が強い。

という状態を白状した上で、今回の配布物の簡単な説明だけは、ここで行うとする。

まず今回の配布物には『scene』ファイルを同梱したのが新しい。これには『天球(Celestial sphere)』を配置し、それにパノラマtextureを貼付けて、窓から外の風景が映し出される、またこれをIDLの面光源にして室内全体に照明が行き渡るよう意図した。

130820_Celestial-sphere

この天球に貼付けたtextureは自撮のパノラマ写真を用いている。完璧なパノラマ(360°)ではなく、iPhone5で撮影した180°のパノラマだ。

130820_Sample-CelestialSphere

こんな具合の長方形画像のUVマップになっているので、ご自分でFlickrあたりでパノラマと検索して同じような長方形の画像を入手して張り替えても良い。もちろん画像の著作権には注意してね。
で、この『scene』を使う際の注意点として、デフォルトのライトは全部消去してから、この『scene』をロードすること。それをしないで単純にロードするとライティングはデフォルトと『scene』のライト2つが合計された状態になる。そうなってしまったのか判別も難しいだろうから、最初からテフォルトのライトを消去しておくのが良い。それもPoser標準付属のスクリプトでライト全消去が用意されている。

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スクリプト・メニューのユーティリティから『deleteLights』である。
この天球がある『scene』を使う際は(確かsceneを使えるのはPoser9以降のバージョン)、IDL設定をONにしておくとよい。

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設定ダイアログでIndirect Lightのチェックをオンである。ついでにその品質値も少し上げておこう。レンダリングに時間はかかるが、それなりの結果が得られる。

なお、Poser9以前の方のために、ライト・ファイルも同梱している。

130820_Lights

このライト・セットを使うことで障子の表現が楽しめると思う。
この障子のマテリアル設定はこのブログでも2回ほど紹介したが、完璧ではない。一番注意しなくてはいけないのは、障子に当たる照明である。基本的に外側から日光が当たる、という状態を前提にしている。だから室内側に強い照明があると、障子は向こう側を透かしてしまうことになる。だからこの付属のライト・セットで様子を見ながら調節してほしい。

そして注意事項として、ガイドである床を非表示にすること。この旅館の一部(ベランダというか障子の向こう側)の床面は、ガイドの床より低い位置にあるので、ガイド床があるとそのレンダリング結果で正規の床面が表現されないからだ。ちなみにゼロ・グラウンド面は畳面になっている。

今回のPropは6面が壁、床、天井に囲まれたクローズドな室内となっている。故に画面構成としてはカメラをとじ込まれた空間の中に潜り入れないと室内の状態をレンダリングできない。そのためデフォルトで本Propをロードした時にカメラが室内の中にあるのか、外にあるのか判別できるようにAとBの壁には裏面にもポリゴンを用意してある。このポリゴンがプリビューで現れているなら、そのカメラは室内に入っていない証拠である。

130820_Wall-name

とは言え、画面構成は様々であろうから、天井面を含めて上図のような名称で6面それぞれが無くなるモーフも用意した。囲まれた部屋の空間の内部にFigureを配置して画面構成してレンダリングするにはライティングを含めて色々な技があると思う。一応好きな方法を選べると思う。

で、完成してから色々弄る中で、FigureにVictoria4を使うと、やけに鴨居が低いことに気が付いた。一応Poser単位で実寸と同じサイズに縮尺合わせをしたつもりで、Miki2当たりのFigureではちょうど良い部屋のサイズだと確認できているが、V4が大き過ぎるかも。その身長を測ると2m近い数値になった。たしか1.8mだとの記憶があるが、さらに大きくなったのだろうか? 2mもの身長ではさすがに部屋は小さい。そこは便利な仮想空間であるから拡大・縮小も自由にできる。が、床の間横の観音開き扉は部屋とペアリング設定していたかな? 自信がない。。
この辺も最終チェック不足の部分だ。

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最後にTips的な内容で、照明を夜間の設定に出来る。ライティングの具合を夜用に調節するのは手動でそれぞれやってほしいが、IDLの面発光を使って、室内灯、行灯、洗面台の照明、床の間の天井照明を光らすことができる。マテリアルの名称に『IDL○○』と表示されているのがそれだ。それのアンビエントを調節することで光源としてレンダリングできる。
さらに、テレビ、金庫、電話、ベランダの椅子、テーブルは個別のパーツになっているので移動や削除が可能である。

などなどと、使い方の説明も時間がなく不十分な内容であり、あとは皆さんの力量で使い熟してください、と最後はお願いになってしまって説明終了です。

あっ〜あぁ、、ShareCGにはアップしないままにしようかと思います。それは困るという方がいれば連絡ください。そういう方が居られればアップしますから。

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