Propはキッチリ作ろう

少々大見栄を張ったと伏し目がちになるテーマであるが、この場合はPoserで使うためのデータをモデラーで自作し、Poserで動かして使う場合の留意点、方法などを書こうと思う。



今でも『これは!』と思うフリーデータを探し求めて日夜Webを彷徨い歩いているのだが、モデリングはいいのだけど、例えば扉や窓が動かせる仕様になっていながら、作動範囲の制限をしていないから、ほぼ無限大に動いてしまう例がある。これがとても残念に思うのである。ほんのちょっとの手間で有らぬ動きを防止できるのに。。

ということで、関節の多い例題を作って、動きを制限する方法をやってみよう。そしてオマケにライトのペアレントもしてみた。こんな例題だ。


円形のフタみたいな物体がスタンドに吊り下げられている感じだが、ちょっとした診療所にあると思われるクリニック用のライトである。スタンドの上下に加えてアームによる上下、ジャイロ的な動きをするライト・アッシーと動きが多彩である。動く箇所毎に単品でモデリングし、それをPoser上で組立てる感じで関節の動きを制御する。


例えば回転の動きであれば、そのアイテムの中心を実際に回転するだろう所に移動させたりする。そして個々のパーツを親子関係にして組立は完了である。


たぶん売り物にもしないPropsであれば、この後に質感の設定をすれば完成とするのが多いだう。
今回はライトということで、質感弄りでほんの僅か『らしい』設定をしてみた。点灯して光っている反射板の表現である。いやそれはワザ的に考え抜いたものではないので、お気楽に『な〜んだ』であるけど。。


このアンビエントをちょっとだけ明るい方に設定するだけである。あまり極端に白方向にするとものすごいハレーションになってしまうし、質感なんてモノでなくなる。


こんな感じになる。ほどよいハレーションといったところ。
さて、質感までいったらそれこそそれで終わり、か? いやいやこれからが『キッチリ』の部分である。一応ここまで出来たPropはライブラリーに保存しておく。これから先はエディターでの処理となる。


エディターで開くとズラズラと数値の羅列が続き、ほとんど最後の方にきてようやく属性の記述が始まる。Propの場合はprop ○○○という文字が出て来た部分からである。これから先の記述に手を加える。
その前に、Poserにいる時に各関節の最小・最大値の数値を記録しておこう。各部を動かして限度までの動きを測るワケだ。この各部の動きの範囲設定はPoser上でも出来るのだが、それは規制の有効をONにしている場合のみである。制限値は『設定』で数値を指定しておけば良い。けど毎回その設定をするのも大変。pp2の記述で常時範囲規制をしてしまうのだ。


右の『forceLimits』の次の0 (数値)を1 (数値)に書き換えるだけ。これでminからmaxまでの数値範囲内に規制することになる。ちなみに、左側の部分の『hidden』を1 (数値)にすると、そのパラメーターが表示されなくなる。これを使って子供のパーツを不用意に動かされないようパラメーター非表示にするのも親切かもしれない。


例えばこんな感じに動かせるパラメーターしか表示しない、という手もある。標準のx軸回転とかあってもどちら向きがx軸なのかも判り難い場合だってある。『name』の後の外部名称なら好きに書き換えることも出来る。

といったアンバイに、動く範囲をきっちり規制することと、使う人が判り易くとか、動くハズもない動きを与えないとかも扱いがシンプルになると思う。拡大縮小は親子関係のパーツにしておけば、親の拡大縮小で子供も変化するので、子供の拡大縮小パラメーターは不要になる。
とかとか、パラメーターの表現ひとつで作った人の意図が現れる。pp2の記述を直接弄ることで多彩になるということだ。

して次の話題、ライトのペアレントをしよう。ライト(光源)もあるパーツ(Prop)の子供になるのである。今回のようなライトのモデリングに使うと効率的である。


今回は3つのスポットライトをライト・モデルにペアレントさせる。やり方は通常のペアレントの方法と同じである。ただ、ワタクシが行う方法では、デフォルトで各ライトはペアレントのアイテムに現れてこない。


なんのことは無い。単にライトを非表示にしてあるだけで、ここのチェックを入れれば0K。そして各ライトをドラッグして親になるパーツにドロップすればOK。


親にしたパーツの動きに追従することになる。後はこのライト(群)をライトのライブラリーに保存しておく。ほんとはPropのライブラリー保存時にペアレントしたライトが一緒に保存されれば良いのだが、それは叶わない。ライトはライトのライブラリーに、PropはPropsのライブラリーに別々に保存することになる。
でも、そのPropを呼び出し、それに使う保存したこのライトをライト・ライブラリーから選択すると、ペアレントされたライトはちゃんとペアレントするから毎回ペアレント設定する手間はない。


ただ、ライトをライブラリーに保存する際、新規に追加したライトがディレクトリーに現れないのは何故? その新設のライトだけを保存したいのだけど、何故かそれも出来ない。仕方なく既存のライト1つ(IBLライトのみ)を残してプラス新設ライトで保存である。


まぁまぁ本当のクリニック・ライトって〜のも見る機会はなかったので、こんな感じでしょうか。。
これでひとつPropとライトをライブラリーに登録保存するのだけど、皆さんはそのサムネイルをどうしてます?
ワタクシは作ったPropをPoserでレンダリングした画像をトリミングして作ります。


その時のサムネイルのサイズなんですけど、Poserの標準では91 x 91 ピクセルなんですね〜。ワタクシはそれよりちょっと大きくして『幅129ピクセル、=4.54cm』にしています。91ピクセルではちょっと小さいと思ったからですけど、極端な場合を除き、Poserではある程度の大きいサムネイルもそのまま登録できてしまいますね。縦方向の寸法は、ライブラリーに現れるアイテムの個数に影響してきますから、これも余り大きいと使い勝手が悪くなってしまいます。

ということで、今回のサムネイルはこれ。


縦長のモノだから自然に縦長の画像になりますけど、視認性はそこそこ。

こんな風にして、一応キチキチとしたPropsを生産中です。その内 数が溜まって来たらまたフリー配布で放出を考えています。

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