日本の町には、、

ただいま、modoの操作習熟を兼ねて住宅のモデリングをして、それをPoserでレンダリングしようと企てている。そこで日本の町の風景でどうしても外せないモノがある。そう、電柱である。



普段は詳細に観察する対象物ではない『電信柱』をあらためて眺めると、かなり複雑な構成となっているのが判る。


これはウチの傍にある電柱だが、こんなにも電線が入り組み、なにやら配電盤のような機器もある。もちろんトランスが載っている電柱もあるが、頭の中で想像していた電柱にある物は電線とトランスくらいのものだったのだが。。
電柱に張り巡らされているモノは電力会社の動力線と、電話会社の電話線もある。どのような取り決めがあるのか、知る由もないが、近所の電柱を観察する限り、高さ5〜6mほどの下段部が電話線で、その上段が電力線のようだ。Webで電柱のことを調べると、かなり詳細な事まで判った。電柱の高さは12m、15m、16mの種類があるとか、その太さもS、M、Lと太さ違いもある。その電柱に載っている機器の種類なども解説しているサイトもあり、ちょっとした勉強をしてしまった。
例えば
ココとかココ。東京電力では5,527,000本ほどのコンクリート柱があるとか、まだ木製の柱が20,276本もあるとか。。

いや さてさて、モデリングの話である。リアル派のワタクシとしては、モデルを使ったシーンに配置されるモノをリアルに表現したいと思っているのだが、この完全にシーンとしては脇役の電柱に多くのポリゴンを費やすのはいかがなものか? とも考える。機器などはtextureでらしく表現する方法もあるからローポリもOKだが、問題は電線をどうするか、だ。で少々考えた。その考えた末は、

 アップで見れば

こんな具合に十字にクロスする板ポリゴン、すなわち基本2ポリゴンで済ませようかと。。そしてこれにtextureなど貼らず黒一色とし、線の撓みを表現するために分割するぐらいのポリゴン増加で抑える。どうせ、と言っては語弊があるが、電線自体をアップするシーンもないだろうし、シーン全体からすれば電線の太さも極く細い。


という割り切りで作ってみると、こんな感じ。まだまだ機器など載っていない状態だが、とりあえずこれをPoser用のサイズにして様子を見てみる。


まずはmodoで『町』らしく建物を配置してみる。ちなみに右端の立方体の横に配置した建物が今 制作中のモノである。これをPoserに持ち込んで、空をスカイドームで表現してみる。


それぞれの建物を作り込み、ちゃんとtextureも貼り込めば、それなりに見栄えはすると思うが、これに電柱・電線が加わると、


グッと『らしさ』が増す。(とワタクシ自身は感じるのだが) 思えば日本の町風景に、この電柱・電線を表現せずにいるのは『町』の賑やかさ・雑然さを落としているとも思う。アジアンな雰囲気も醸し出すだろう。最近の新興住宅街では共同溝方式の所もあるようだが、電柱・電線は善くも悪くもアジアの日本を表現する。


とは言え、Figureとの相対サイズではこんな感じだ。どこまでシーンに加えるか、或は省略するかの選択肢の筆頭でもあろう。故に極力ローポリで済ませるが、ここも手抜きせずに『町』モデルを制作していこうと思う。
これ以外にも植物の存在も忘れてはならない。都会に緑が少ない、と言われるが全く無いわけでもない。ほんの少しのモノでも在ると無いとでは『賑わい』が違い、それが全体に色を添える存在にもなる。
現実社会は雑多なもので溢れている。それを全部モデリングしていたらキリが無いのも事実。ましてやアートとして表現するならデフォルメも重要な要素。
でも、でも、実際にあるモノを忠実に表現していくのも3DCGモデリングのひとつの道。必要なければそれを使わないだけだ。


これからしばらくは、電柱を観察するために、上を見て歩くクセが付きそうだ。『上を向いて歩こう♪。。』

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