モデリングは楽し

ここ最近は、3DCGのモデリングはmodoを使い、Poserに持ち込み、そこで質感設定などをしてPoserのライブラリーに保存して、シーン制作を楽しんでいるが、モデリング(造形)そのものは楽しい。そしてそれが有効に使えるためのスキルも少しづつ身に付いてきていると思う。この2日ばかりで事務椅子を作ってみた。



モデリングの題材を何にしようか、と考えるとどうしても身近な存在のアイテムが真っ先に思いつく。普段会社で過ごす時間が多いので、事務椅子となったワケ。先に事務机もモデリングしたこともあり、次のアイテムとしては自然の流れだ(笑)。
昔 Shadeを使っていた時は、Shadeは曲面が多いアイテムのモデリングには最適だと感じていたが、ポリゴン・モデラーのmodoで、どれだけ曲面の表現が簡単に出来るか? というより、曲面をうまく表現するスキル・アップも必要だ、との思いもあり、そのための場数を多く踏む練習でもある。

といいつつ、今回のモデリング制作にはあまり特記すべき内容はなかった。平面的な立方体を適当な数にポリゴン分割した後は、modoの強力なツールで曲面化することも、サブデビで滑らかな曲面に仕上げることも、自分的にはポリゴン・メッシュによる曲面表現の基本的なスキル、というか一つ覚えのワザでもそんなに時間がかからない。それよりか、いかにプリミティブな形状から変形していくか、先を見据えた作業を考えることの方がポイントだと感じている。その方法論に便利な機能をどれだけ身に付けているかが、まさにスキルの有無になると思う。

ということで、形状はすぐに出来た。


予めのスケッチや図面らしきモノを参照しないまま、相対寸法でのみ形状を作り上げた。これはPoserで使うことを念頭に置いているので、その寸法に合わせるため、一旦Poserに取り込んでみる。


PoserのFigureが座ったポーズに合わせてみると、どうやら座面高さが足らないようだ。もちろん取り込んだ時は、もっと巨大な椅子として現れたのだが、Poser側で縮尺し、例えばこの場合だと椅子の座面幅をFigureとの相対関係で縮尺率を決めている。そしてこのように全体的な形状寸法の善し悪しをFigureに使わせて、確認するのだ。
modoに帰り、Poserでの縮尺率をそのままモデルに適応させ、この場合の高さ不足を調整することになる。


で、再度Poserに持ち込んで確認である。これで良さそうだ。
予めPoserでの大きさを考慮して、modoでの制作時に寸法を決めてモデリングする事も出来るが、寸法を絶対的に決めておかないとマズイ場合の他は、このように一旦Poserに持ち込んで様子を見る方法がアバウトではあるが、一連のモデリング作業中に先の結果を垣間みる楽しみが加わり、作業自体のモチベーションを保てる一法だとも感じる。

という調整を済ませて一応の形ができた。後はPoserに持ち込んで、Prop化や質感設定をするのだが、今回はある発見をした。
Poserでいうグルーピングに対応するパーツ分けは、modoの場合の『パーツ設定』でポリゴン群を区分ければ良い、と思っていたのだが、どうやらそうではなく、modoの『選択セット』で区分けされるようだ。


この『選択セットで選択』に現れている名称毎に、Poserではグルーピングされている。上画像では修正した後なので、『パートで』と同じ名称、グループ分けになっているが、実はこの『選択セット』の内容がPoserに反映していた。
で、この『選択セット』はどのように生成されたか? これはどんな意味を持つ? 等詳しい事はまだ判っていない。modoのユーザーガイドを紐解いているのだが、索引にも載っていないので判明するまでには時間がかかりそうだ。これは宿題としておこう。(どんどん宿題が積み重なっていく。。)

ということはさておき、Poserに取り込むとプレビュー質感で現れた。



これをmodoで予めセットしておいたマテリアル設定毎に、Poserで質感設定するのだが、今回新しい質感を試みた。『ベルベット』というプロシージャルだ。


代替拡散にノードをつなげ、『ライト』>『特殊』の先にベルベットがある。


ライトの当り加減で質感が変わる設定だと思われるが、細かな起毛布地の表現なんかに効果ありと感じる。さらにはメタリック塗装の表現に使えるかもしれないので、これも研究というか、宿題にしておこうか。。

あとは実際の事務椅子に備わる機能も追加だ。


背もたれを倒す。。これは以前の『冷蔵庫の扉を開ける』テーマで、我流な方法とした原点移動で回転中心をらしきところにセットした。
同じく、上下動や座面回転も回転原点中心を適正位置にして、

 

一通りの動きを持たせた。後はこのパラメーター・パレットの標記を変えたり、不要なパラメーターを削除するよう、テキストエディタで編集すれば完璧だ。

modoでのモデリングからPoserのPropになるまでのモデリングの一連の流れを踏まえ、各所のスキル・アップに励んでいる今日この頃である。


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