美人を科学する

PoserのFigure、Miki2をもっと美人にしようと弄っているのだが、その顔の変形パラメーターの内、使うパラメーターがいつも同じものになるためか、どれも似通った顔になってマンネリ化してきた。
そこで何か拠り所がないかと、美人とは? とWebを彷徨い、その定義らしきものを調べた。


美を科学的に捉えようとの試みは数多くあるようで、そんな中で二つの興味ある事項が浮かんできた。
●数多くの人の顔を平均化すると、美人になる。
●美の数値化は『黄金分割』で。

ここでは、この二点が抽出された背景(Web調査の内容)は説明しないが、興味のある人はGoogleなどで『美人の定義』と検索してみると、より詳しく理解できるだろう。
まず『顔の平均化』であるが、平均値が美となる理由は、同じ環境下にあるコミュニティでは、同じ意識にある、という心理が働くので見る側として視覚的に安定する、ということか?
よくある、美人顔の目や口元などをモンタージュ写真的に合成すると、美人どころか不美人になる、といった実験とはちょっと違うようだ。モンタージュはパーツ的に良い部分を組合わせても、全体のバランスが崩れてしまう結果であろう。その逆に、平均化とはバランスが平準化されることになるので、安定感が増す、ということで、『さもありなん』である。
また、混血児には美人が多い、というのも通説になっているが、ひょっとしてこれも顔の平均化からくるのかもしれない。しかし同じコミュニティでの平均化ではないところが難解になる。まぁ〜これは良い結果、悪い結果の両方もあるということか?

ちなみに、既に既知の事実であるが、女性の場合はその化粧で大きく変貌してしまう。これもWebで調べていた時に見つかったのだが、
こんな例もある。西洋人の例であるが、まさに詐欺的である(笑)。。また、よくあるBefore、Afterの比較写真を見ても写真を撮る際のライティングの違いや、ポーズ、衣装でも印象が変わるように細工されている。Poser弄りでも参考になる点である。

ということで美人になる要素も、まとまりが無く拡散されてしまいがちだが、
より具体的には『黄金分割』で説明されている。これは科学的というか美を数値化したものだ。かのレオナルド・ダ・ヴィンチが研究した結果の『ウィトルウィウス的人体図』も有名であるが、
ウィキペディアで調べると、黄金比が詳しく説明されている。
小難しい計算事はさておき、1 : 1.618 の比率が黄金比ということだ。端的な例でいえば、名刺の寸法もこの比率を意識しているという。ちなみに手元にある名刺を測ってみると幅91mm、高さ55mmであり、その比は1 : 1.65であった。この比率は人間の視覚の曖昧さもあって、厳密な要求ではなさそうで、もっと大まかに表現する例として、2 : 3 すなわち1 : 1.5 の範囲でも見る者の安定感を誘うようだ。
さておき、それを顔に応用した場合、このような構成比になるという。これは
ココで説明されている。


これをさっそく使わせてもらい、Miki2に当てはめてみた。


ほぼぴったりである。ということは、Miki2はそもそも美人である? ってこと? いやそれは顔の構成部位(目とか鼻)の位置関係が崩れていない、ってことで、目や口の造形による印象とは別の視点だと思う。
さらにWebを彷徨うと、今度は顔のバランスについて説明している
サイトがあった。
この比率をまたMiki2に当てはめてみると、


Miki2の場合は少し顎(アゴ)が長いことになる。右側赤の寸法は顎先から鼻下までの寸法Aを基準に目の位置、額の位置を比べたもので、いずれも同寸にはならない。従って左側の青の分割は鼻下から目までの寸法Bを基準に割り振ったものだ。その結果顎が長い、となったワケだ。同様に横方向、目のバランスも合っていない。
さらには眉毛のバランスもチェックした。


これはだいたい合っているといえる。眉毛は化粧のうちだから、Poer Figureの場合はTextureの修正、合致で調整すれば良いだろう。
ということで、なんとなく顔の基本的な寸法関係の裏付けが見つかったので、これを元にMiki2の顔修正をしてみる。

→→

左はMiki2ノーマル、右が今回の修正を加えたのと、目は大きく鼻・口を小さくしたもの。
なんとなくまとまりが良くなったというか、目鼻立ちにメリハリがついたと思うのだが。。
でもまだ、万人が美人だと思うまでには至っていないだろう。なんかこれといった特徴もない。これに化粧が加わると印象がまた変わるに違いない。
といってもな〜。。化粧の仕方など全く判らない。これまた勉強か〜??

とりあえず、いまのところはメイクさんにやってもらった化粧でいよう。メイクさんはYounissさんです。



追伸
上の顔はすこし目が離れ過ぎていると感じてきた。カワイくするには目を離せば良いとも言われているようだが、今回は美人顔の創造であるから、そちら方向に弄り直した。ついでに口の大きさもノーマルに戻して、、


これでどうかな?
さらには表情にも手を入れて、最後は大喜びの様子だ。


う〜ん、まだちょっと表情創造のスキルが甘いかもしれない。
まっ、美の追求に終わりは無いし、心の美が現われる表情も奥が深いと思う。まだまだ修行じゃ〜〜ぁぁ

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