期待外れ。。

パソコン周りや机の上の掃除に『エア・ダスター』なる高気圧でゴミを吹き飛ばす行為は、楽でありかつ効果的なのだが、その『エア・ダスター』は意外と高いので、こんなモノを購入してみた。



この『エア・ダスター』はたまに行くパソコン・ショップなどで、ポイント還元が中途半端に貯まっていた時などに購入はしていた。


便利なモノではあるが、たかだかゴミを吹き飛ばす用途だけに数百円を消費するには、いささかコストバリューが低い。その内 使いたい時にはガスが無くなってしまい、まさに価値が無くなってしまうと次に購入しようかどうしようか迷う事も多かった。

そんなイジイジした気持ちを断ち切るためにも、充填式スプレー缶を購入してみた。


この本来的な使用用途は、この容器にスプレーしたい液体を入れ、その後に圧縮空気を充填するモノである。そのためにスプレー・ノズルが数種類付属しているが、塗料の吹き付けには不向きとのこと。圧縮空気を入れるだけであるから、使うほどに圧力が減少してしまい均一な塗布にならないからだと思われる。


その本来的な使用ではないが、これに単に圧縮空気を充填してエア・ダスターの代わりとし、必要な時に自前のエア・コンプレッサーで充填すれば、いつまでも使えると考えたワケ。

で、どのくらいの圧力まで充填できるかというと、説明書には最高0.6MPa (6.5Kg/cm2)とある。感覚的には車のタイヤ空気圧の3倍ほどだから、相当な圧力でありゴミを吹き飛ばすには十分な圧力であろう。
さっそく圧縮空気の充填であるが、エア・コンプレッサーを稼働させるにはちょっとした準備が必要であるから、まずは手軽にと自転車用の空気入れを使ってみることに。
この充填式スプレー缶の充填口は、車のタイヤと同じバルブのようで、自転車でいうアメリカ式である。


手持ちの自転車用空気入れは幸いの事に、イギリス式とアメリカ式の両方に使えるものであった。


これを分解してアメリカ式にする。

普段はイギリス式のままであったから、このように分離するのにシール部が固着してしまっており、少々難儀した。


このように充填式スプレー缶の口金にネジ込んでセットすることになる。で、ポンピングするのであるが、圧力計が無いのでどのくらいの圧になっているのか感覚が掴めない。ポンピングが相当固くなったところで終える。一応 充填式スプレー缶側には過充填防止用にリリーフバルブはついているのだが、ポンプのハンドルの手応えではパンパンなハズ。。
エア・チャックはネジ込み式なので、素早く取り外さないとエアが漏れてしまう。で、さっそくスプレー・ノズルをセットし、充填された圧縮空気を放出してみたのだけど。。
蚊の鳴くような、というかほとんど空気圧を感じない風量が1〜2回感じられた程度。自転車用空気入れでは用を為さない、と判った次第。

今度こそは、とエア・コンプレッサーを駆動して本格的に充填する。


こんどは圧力計もついているので、適正な充填が出来るハズ。口金部も自動車用であるから、ワンタッチで着脱できる。


この状態でガンのトリガーを引いて充填するも、ほんのワンクリック程度で圧力が規定値に達する。



この充填式スプレー缶の容量は600mlであるから、エア・コンプレッサーの吐出量からすれば、たしかにチャージは一瞬で済んでしまうハズ。

で、心勇んでエア放出である。たしかに初回の風圧は手応えがあった。故にエア・コンプレッサーを片付けて、室内に持ち込んでテーブルの上を掃除である。
が、、ほんの2〜3回ほどの放出で、もう圧はほとんど無くなり、エア・ダスターの役にはたたなくなる。。
期待外れである。

考えてみるに、容量600mlに圧縮空気が充填されているだけであるから、その圧力に応じて吐出量が決まり、一気に放出されてしまうことだろう。本来的な使い方を間違っているのかも。。常にエア・コンプレッサーからの圧を受け入れておくようエア・チャックは外さないで使うのかも。あらためて取り扱い説明書を読んでも、エアを充填する、とは書かれているものの、エア・チャックを外す、とは書かれていない。もし外すとすれば、缶の中に入れた液体をすべて放出するほどのエア・チャージは無いハズだ。
そもそも市販のスプレー缶の圧力発生は、継続的に圧が発生するよう液状の噴射剤 (最近はLPガス) が混入されている (ハズ)。

と、やってみて初めて知る始末。。モクロミはモロくも崩れ去る。。



ということで、やるせない気持ちのまま 車の洗車をして、今日の活動を終える。

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