BRKTの作り直し

既に実行したiPod車載化計画で、液晶ディスプレイの固定BRKTを作り直した。前回は簡単に、とアルミのフラットバーの組合わせで、まさに間に合わせたのだが、色々とアラが気になり出したので、今回、とことん作り直した。


作り直しのきっかけは、前回のBRKTを付けてある状態では、センターコンソール部及びクラスターC部の分解時に、このBRKTを取外さないと分解できない、という点にあった。すなわちこの部分を分解する際に、分割される部品にまたがって取付けてしまったことにある。さらには液晶ディスプレイの取付けがビス一本であったので、ディスプレイ本体がそのビスを中心に回って傾いてしまう欠点もあった。おまけに取付けは両面テープであり、時間が経つほどに粘着が融着に変化して、取外す時に跡(カス)が残ってしまう、という欠点もある。であるから、作り直すのは早い内が良い。

で今回は、その昔 鉄道模型をやっていた時に、スキルを身につけた真鍮板とハンダ付け、で一応本格的なBRKTを作ろうと意気込んだ。


まずは現車の取付け部位に合わせて、型紙を作り、それを展開した状態で真鍮板にケガいていく。最長辺の長さで約200mmほどになるが、この形状に糸ノコでカットしていく。この糸ノコでのカットも、その昔 慣れない内は真っすぐに切れなくて、後からのヤスリがけの時間が長かったのだが、だいぶコツを掴むことができ、カットラインのヤスリがけ修正は最小限で済むようになった。これがプロ級の腕前を持っている人は、ヤスリがけが必要無いほど、真っすぐに切れるという。


まぁ〜、そこまでの腕はないが、こんな感じにカットできた。判り易くマジックペンでカットラインを書き込んだが、それがフリーハンドで書いたものだから、実際のカットラインよりヨタヨタと曲がっている (それを見てカットラインがヨタヨタと言わないでネ)。

そしてドリルで穴も開け、奇麗に磨いた後は、これを曲げていくのだ。


ここで昨日紹介したポケット・ベンダーが活躍する。ただし折曲げる順番を考えておかないと、あとから曲げられない部分が出るから、慎重に作業だ。


直角曲げの部分は、エッイ・ヤーで一気に曲げるが、大きな曲げRの部分は曲げラインを少しづつズラして曲げていく。すなわち多角形状に曲がるのだが、そこはR自体がダルになるから、カクカク状態ではない。
今回の材料は0.5mm厚の真鍮である。ちょうどこの厚さの板があったので使ったのだが、たぶん1mm以上の厚さでは苦労したと思う。しかし0.5mmの厚さでは、いかにも剛性がない、ヘナヘナである。よって補強のリブをいれないとダメである。上写真の左下に写っている小片がそれである。
これをハンダ付けするワケだ。


このハンダ付けも、鉄道模型を作っていた時にスキルを高めたものであるが、さすがに久しぶりにやると、腕が鈍った感がある。コツは部材側にハンダゴテでたっぷり暖めておくこと、そこにヤニ入りの糸ハンダを流し込む要領だ。
写真の奥に写っている小さなバイスが判るだろうか。このミニバイスでハンダ付けをする部材をクランプしておかないと、いかに腕が良い人でもうまくいかないはずだ。そう、適材適所な道具があって初めて『いい仕事していますネ〜』となる(はずだ)。


まっ、今回は久しぶりのハンダ付け、ということで、見た目は悪いがちゃんと接合しているから良しとするか。これで薄板のヘナヘナ感は無くなり、カチッと決まった。

で塗装をして仕上げだ。今日はこれを作るまでで、日が暮れてしまった。3連休だから、車への取り付けは明日に持ち越しだ。。


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