PowerMac G5のメンテナンス (No.2)

さて今日は、天気の良い中、朝からPowerMac G5のメンテナンスその2である。いよいよハード面の手入れで、メインはPMU(Power Management Unit)のリセットである。ついでに長年のチリも積もった内部の清掃をする。



我が PowerMac G5は、2003年9月購入のdual 2GHz のものであり、G5初期型である。もう5年以上も使っており、今回の起動せず、が初めての不具合となる。その間メンテナンスらしいことは一切やってなかったから、ご機嫌斜めになるのも判る(笑)。
今回の不具合の現象をWeb上であれこれ検討していく中で、一番効果がありそうな対処法は、PMUのリセットである、と目星は付けられていた。が、Apple曰く、『コンピューターの反応がなくなった状況を解決するために用意されたものではない。ハードウェアの故障やパワーマネージメントシステムに故障があることが疑われる状況で、最後の手段としてのみ行ってください』とのこと。従ってソフトウェア的なイレギュラーかハードウェアからなのか、前回のメンテナンス・アプリでまずはソフト面のイレギュラーではない、ことを確認した。ハード面の不具合となると、素人処置で出来ることはすごく狭い。内部の基板などを目視で確認するとか、ケーブル類が確実に接続されているか等、見て判る範囲しかない。

で、さっそくPowerMac G5の側面ハッチを開ける。


5年間の稼働でそこそこのゴミが付着している。エア・ディフレクターを外して見てみると、


まるで砂漠の中にあったような茶色いチリが堆積している。この色はタバコのせいか? さらにクローズアップすると、


これはグラフィックカードであるが、こんなに基板にチリが溜まっても正常に動くのが不思議なくらいだ。まぁチリを介して導通しなければ良いだけだろうが、そこに水分でも加わればまさに一発即発の状態ではある。これらのゴミ・チリは、強制冷却のためのファンによって外気導入するのだから、特別にフィルターを持たない身としては当然と言えば当然。。



 


ファンのフィンには、これでもか! というくらいゴミが絡み付いている。そしてCPUの巨大なフィンにも


こんな具合。。まるでここがフィルターのような状態だ。

さておき、PMUのリセットである。そのPMUリセット・スイッチはここにある。


基板にプリントされた文字があるので、これに間違いない。


これを押せばリセットになる(ハズ)。


奥に位置し、かつ基板上に設置されているので、割りバシの先を削ったもので押してみた。軽くクリック感があり、リセットされたと判る。
ではと、この後にフタを閉めてPowerMac G5を起動させてみる。今日の一番に起動させた時は一発では起動しなかった。
電源スイッチを入れて、ちょっと間があったが、モニターの電源が入り一発で起動した。やはりこの処置が良かったのか。。
しかしこれは単にリセットしただけであるから、いつまた再発するとも限らない。その度にPMUリセットでは根本的な解決ではないだろう。

ということで、内部の掃除である。このゴミ・チリの堆積が原因であることは、なかなか判別が難しいが、少なくとも有るより無い方が良いハズだ。
幸いにワタクシは車の整備をするためのエア・コンブレッサーを持っている。その強烈なエア圧でゴミ・チリを吹き飛ばし、その作業は効率良く短時間で終えることが出来た。


狭い隙間のゴミ除去も楽勝で奇麗になった。そして外観の清掃用に秘密兵器も購入した。


アルカリ・イオン水である。健康のために飲用するイオン水もあるようだが、これは清掃専用のものでアルカリ・Ph値が高い。
実は、この手の化学的処理の製品には誇大広告的なモノが多いと感じており、その効果のほどはあまり期待していなかった。しかしこの写真の通り、布にしみ込ませたアルカリ・イオン水で普通に拭くだけで、タバコのヤニと思えるヨゴレが簡単に落ちる。なんかデパートでの実演販売の売込みの如く、汚れが落ちるのである。これには期待した以上の効果があった。


ということで、奇麗になった内部。『ヨゴレ』が無いとは『清い』ことで、『汚れなき・・・』と気分も良くなる。


そしてエア・ディフレクターもアルカリ・イオン水で奇麗になり装着している、と言われなければ気が付かない程。。(言い過ぎか〜)
気を良くして、少し汚れが目立つようになったキーボードも清浄してみた。


左が清浄前、『かな』キーのみを拭いた状態。なかなか汚れが落ち難いキーボードであるが、このアルカリ・イオン水を使えば、キーボードを分解することなく奇麗にできそうだ。

さて、これで身も心も奇麗になったPowerMac G5。その過程で原因らしいことが判明。


この電源コードの本体挿入部がしっかり差し込まれていなかった。コード側の四角いコンセント面が本体の面と同一になるところまで挿入されていなければいけないのだが、このように少し浮いていた。この程度の差し込みで電圧が不安定になるのか判らないが、微小な電気抵抗にはなるかも。。

というワケで、一通りのメンテナンス・コースを終え、とりあえず今のところは問題なく起動している。
ただ、起動してからシステムが安定するまでの時間の長さ・イコールHDDが回り続けている時間の長さ、はどうやらHDDの故障の前兆という話しもある。そうなる前にまた処置をしておかねば。。

しかし、アルカリ・イオン水、効果大ではあった。



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