無線LANの刷新

ワガ家のLAN構成は一般的なEthernetで各Macが結ばれているが、PowerBookなどのために比較的古くから無線LANも飛ばしていた。iPad2も導入して益々欠かせないインフラになってきたのだが、古いAir Macの調子がおかしい。。

111214_Title



Wi-Fi環境を提供するApple純正のアイテムはAir Macである。2003年3月にAir Mac basestation (Extreme)、あのUFO型のヤツが飛来してから8年。最近の挙動は芳しくない。Macを立ち上げても接続しないのである。

111214_NG

このダイアログから何度となく接続を試みてもダメな時もある。そんな時はAir Macの電源を抜き、強制再起動が一番有効だった。リセットボタンをどう押しても小さなインジケーター・ランプが点滅する様子もない。
ワガ家のMacは全てAir Macカードを備えているが、同時に全て有線でEthernetに接続している。であるから、PowerBook G4でメールチェックやインターネットをすることがなければ、Macで無線LAN接続しなくてもほとんど支障はない。唯一Air MacのUSBポートにプリンターを接続しているので、Macから印刷する時に面倒くさい事になるくらいだ。しかし最近はiPad2もあることだし、ワタクシ以外がiPad2を使う機会も有り得る。ちょっと前には家人が携帯電話を落として機能しなくなり、そのことを息子に連絡しようとしたらしい。意外と携帯電話中毒な家人は、息子からの連絡が受け取れない状態がたいへんな非常事態だと認識したようだ。それ故に自ら使ったことがないiPadから息子宛に必死でメールを送信した。初めて触ってメール送信が出来た事自体すばらしいが、それは家人のスキルが高かったのか? 或はiPad2が本当にシロウトでも使えるほどに洗練されたモノなのか? もちろん後者であることに間違いはない。仮にそのような場面で、iPad2がWi-Fiに接続されていなかったら、もうそれだけで家人はお手上げのハズである。

111214_Old-one

iPhone4Sも自宅ではWi-Fi接続で、アップデータのダウンロードなどしている。ワガ環境でも無線LANの存在に重要度が増している昨今、挙動が不安定ではマズい。
おまけにこのAir Mac basestationではWEPなどの認証手順は設定していない。当然自宅近くに居る他人が『乗っかろう』と思えば乗れるのである。まぁ〜ご近所の方々にはそんな人は居ないが、通りすがりの若者がガジェットでワガ家のWi-Fiを使ってるかもしれない。。鍵マークの付いていないアクセスポイントの方が珍しいのかもしれない。ここらで一応セキュリティに万全を期した方が賢明だ。

というワケでAir Macの新旧交代である。新しいAir Macは調べてみると3タイプある。純粋にWi-Fi装置である『Air Mac Extreme ベースステーション』、持ち運びにも便利な小型で、iTunesの音楽も飛ばせる『Air Mac Extreme ベースステーション with AirTunes』、そしてTime Machine用に洗練されたストレージを持つ『Time Capsule』。ちょうど外部容量も少なくなってきたし、なにやらタイの洪水の影響とかでHDDが不足気味で、価格も高くなったHDDを普通に買うには気が引ける昨今、2TBの容量でAir Mac機能付きで¥26,400とはお買い得。な『Time Capsule-2TB』を選んだ。

111214_Package

結構大きめな梱包に入って到着である。最近は全面をクッション材で包まないのが傾向か、あっさりしている。

111214_Open

ちょっと凝った箱に入っていて、開くとAir Mac本体は裏側になって現れた。本当はケーブルなどが入った側に被さるように本体が収まって開くのを想定した作りなのだろう。ちょっと箱寸法の公差レベルを間違えたのかも。。

111214_New&Old

UFO型と比べると幅・奥行きは大きいものの、厚さがないので全体的に大きくなったという印象は薄れる。しかしAppleのコンピューター本体以外の製品を見ると、どうも熱対策が甘いように感じる。UFO型もそうだったし、DVI-ADC アダプターなんかも時間が経つとチンチンである。この『Time Capsule』もそんな予感。

111214_Bottom

この裏側の全周に施されたスリット(隙間)が唯一の内部と外部の空気の通り道である。Mac miniも同じ構造のようだけど、

111214_Slit

このスリットがフレッシュ・エアの取込み口だけならいいけど、Time Capsuleの場合、取込んだ空気の逃がし口は他には無いのだから、充満したホットエアがオーバーフローするが如く、またこのスリットから溢れ出ることを期待しているだけに思える。裏側の各種コネクター部がそれ以外の漏れる部分である。

111214_Conecter

左から、電源・USB・WAN・Ethernet x 3・リセットボタン・セキュリティスロットである。USBにはプリンターを接続して複数Macからの印刷をこの1台のプリンターで賄ってもらう。光フレッツからルーターに入り、その内の1本をここのWANに導けば有線(ルーター)、無線(Time Capsule)のLANができる。従ってTime CapsuleのEthernetポート3口は空いたままである。何かの機器が増えた時に使えるだろう。
で、設定であるが、Air Mac ユーティリティを起動して、

111214_set1

電源を入れた状態(壁コンセントに電源ケーブルを繋げただけ、スイッチは無い)で、さっそく存在をアピールしてくる。

111214_set2

Time Capsule自体の名前を設定したり、パスワードを決めたりする。ここでのパスワードはこのTime Capsuleの設定を変更したりする際のパスワード。

111214_set3

インターネットとの接続をどうする? 的な選択。良く判っていないからブリッジモードでダメならもう1つの方で、、と試行錯誤を覚悟の上でやれば悩まずに済む。結局これで良かったようで、ISPとの接続設定はたぶんルーターでやっているのだと思う。

111214_set4

そして今回はセキュリティを設けることにした。WEPより新しく強固なWPA2で暗号化するようだ。不特定多数が出入りするとは思われない住宅街であるから、パスワードもそんなに凝ったものにはしなかった。覚え易い8文字の最低ラインだ。

111214_set5

次の設定はISPとの接続関係のようだから、特に弄ることなくそのままの設定で『続ける』ボタンをクリック。

111214_set6

そしてストレージをTime Machineに使うか否か、では当座使わないで『後で行う』とした。Mac Proでは1つの内蔵HDDをTime Machine用にあてがって自動バックアップを稼働させているが、今までその御蔭で助かった! という場面は1度ほどしか無かった。もちろんお世話になる機会が多いことは何らかの欠陥があるワケで、少ない事が前提であり他に代えられないことが1度でもリカバリーできたことは、効果有りと判定できるのだろうけど、そんなに大袈裟な内容でもないし。。それよりは手軽に共用できるストレージとして使ってみたい、のである。iOSではボリュームという概念が希薄でいきなりクラウドとの連携になっているが、きっともっとローカルな環境でのデータのやりとりの方法が考えられると思う。その時のデータ保管庫的にも使いたい。
そのストレージとしての使い方を設定するには、Air Macユーティリティのサイドバーに現れているTime Capsuleのアイコンをダブルクリックして、

111214_acount

このダイアログを開くことから始まる。ココのサイトに詳しいことが記載されている。
とりあえず接続するmac毎に専用のボリュームとしておきたいので、『アカウント』設定でMac毎に作っておいた。
しかし、正常にTime CapsuleでWi-Fi接続できていても、デスクトップにはそれらしきボリュームのアイコンも見当たらない。しばし考え込むが、

111214_NAS1

Finderのサイドバーの『共有』にTime Capsuleの名前があった。これを選択すると『未接続』とあるので、先ほどの『アカウント』設定を行った名前、パスワードを入れる。

111214_NAS2

一瞬、接続中という表示がでるが、すぐにFinderには作られたアカウント名のホルダー・アイコンが現れる。

111214_NAS3

どうやらデスクトップにはボリュームとしてのアイコンは現れないようである。であるからこのサイドバーからアクセスするしかない。これが『共有』という括りにあるモノの仕組みであるようだ。
さて、各Macからこのストレージにアクセスできることをトライして、データのやりとりが可能となった。あとはここにどんなデータを置くかである。やはり無線って判らないうちに誰かが傍受していたり、勝手にアクセスしていると考えがち。一応セキュリティはかけてログイン制限しているし、データも暗号化して授受しているのだけど。。大切なファイルを保管しておくには躊躇させられる。

111214_Setting

以前のUFO型の時の小さな3つのインジケーター・ランプから1つの大きなパイロットランプに変わった。通常はこの緑色に発光しているが、この発光の仕方がすばらしい。昼間でも光っていることが判るが、それは内部から光っているのではなく、発光ステッカーのように見える。見る角度によって輝度に変化がないようである。こんな所にもAppleの拘りを見てしまうのである。

これで各Macはもちろん、iPad、iPhone4Sとの接続は何の問題もなく、バッチリと接続できてワガ家の無線LAN環境は刷新できたのだけど、PowerBook G4がこの無線LANに乗れずにいる。アクセスにパイワードを設定しているので、それを入力しなくてはいけないのだけど、PowerBook G4ではWEP形式での接続がデフォのようで、なんとかWPA2パーソナルでの設定までは出せるが、そこでパスワードを入力しても『暗号方式が違います』と返されて接続できないでいる。きっとPowerBook G4側での設定が整っていないためと思われるが、これはまた宿題である。

★★ PowerBook G4のTime Capsuleへの接続の件、解決した ★★

PowerBook G4に搭載したAirMacカード(よく知らねど初期のもの?)は、セキュリティが『WPA』までとの情報があり、そうならばと、Time Capsule側のセキュリティ設定を『WPA2パーソナル』から『WPA/WPA2パーソナル』に変更してみた。
そしてPowerBook G4側ではネットワーク選定で、『その他』からTime Capsuleにつけた名前を選んで、ワイヤレスセキュリティの選択を『WPAパーソナル』にしてパスワード入力、で認識されました。メデタシ、メデタシ。。

BlogTopへ戻る