3DCGの単位合わせ

3DCGソフトでモデリングして、それをPoserに持ち込む時に少々戸惑うことは、そのモデルをPoserでそれらしい大きさに合わせる時だ。今までは大きさを感覚的にPoser上で調整していたのだが、これを機にきちんとした寸法にすべく、いろいろとやってみた。



Poserで使うモデルをmodoで制作している。この両方のアプリで同じ大きさのモノがどれほどの比率で違うか、を把握しておけば次にmodoで制作するモノをその比率で調整すれば、Poserに持ち込んでもPoserで正しい大きさになるハズだ。
まずはPoserで扱う寸法単位を見てみる。


Poser7の環境設定からこのディスプレイユニットで表示される単位を選択する。一般的な単位の中に『Poser単位』というものがある。もちろんPoserというアプリ独自の単位であるが、その1単位をフィートやミリメートルで換算すると、


1Poser単位 = 8.600フィート = 2621.3 mmとなる。Poserでどの単位をとるかは自由であるが、ここは機械工学出身としてはmmをとろう。機械工学では2mでも2000mmと表現する。細かいのである(笑)。
このmm単位に設定すると、パラメーター値はmm表示となるので感覚的にどれだけ移動したか把握し易い。
で、次にPoserで一つの基本プリミティブである立方体を読み込む (日本語では『箱』と表示される)。それを複製して、一つをX方向に350mm移動させる。


この2つの立方体をこの状態のままOBJに書き出して、modoに持ち込む。


modoで見ると、こんなに細かなポリゴンで形成させていたのが判る。この2つの移動量をmodoで測ればよいのだ。modoではエッジの長さなどがそれを選択されると表示される。


それによると、133.523mmであった。
Poserでは350mm、modoでは133.523mmであるので、Poserで100mmとしたいモデルをmodoで制作する場合、38.1492%に縮小すれば良いことになる。
すなわちmodoできちんと○○mmと測って作ったモデルが完成したら、それを38.1492%に縮小してOBJ書き出しをすれば、それをPoserに持ち込んでも○○mmで表示される。
という簡単なサイズ合わせだが、CADでもないので正確な寸法を求めてモデリングしたり、Poserでも らしい大きさに縮小して使うことも出来るので神経質になる事ではないのだが。。
でもたまにフリーデータをPoserで展開すると太すぎる丸棒のままだとか、サイズに疑問を持つデータも少なくない。特にPoserでリアルさを狙う場合、そのデータを調整したくなる。
そんな時もあるので、PoserのPropとして『300mm定規』を作ってみた。


モデリング自体は簡単なモノで、Textureも細かいだけで単純ではある。これだけでは面白くないので、ちょっと工夫してモーフも入れてみる。
たとえばPoser上でこの定規を使い、円柱の直径を測る場合、


定規を細かく動かして、目盛りを見易い位置にしないと判読できない時がある。こんな時にモーフを使って定規を伸ばしてしまおう、と。。


このモーフ量を調整すれば、Y方向移動もせずに目盛りがよく見える。


こんな具合にネ。。
現実的にはあり得ない定規の使い方であるが、ここは3DCGの世界。使い易い工夫も現実離れしていてもOKかと。。

さて、これをPoserのライブラリーに登録しておき、いろいろと寸法を測ってみようか。でも300mmではちょっと短いかも。。次は1m定規でも作るか〜。

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