ちょっと壮大な計画

壮大な、とはたいそうな言葉だが、私的には大物のの3DCGデータを作りつつある。もちろんPoserで使うことの前提であるが、『日本の街角』を作りたくて、かれこれ1ヶ月以上を費やしているのだが。。



3DCGを扱うのは好きであるし、人間のデータが主体のPoserでリアリスティックなシーンを作り出すことに精力を注いでいるのであるが、いかんせん、アーティスティックな才能が細いので、これといった結果を出せないでいる。
PoserのFigureや衣装は有料のデータを購入すれば、気に入ったものになるし、ポーズやモーフ(変形)も弄ればなんとかなる。が、アートの才能が無い分、そのFigureが置かれた状況を描写するのに『背景』に苦慮しているのである。
『背景』も有料で様々なデータが売られているが、いずれもファンタジー系か外国の建物、風景が主流でアジア系のものもあるにはあるが、純日本的なモノは少ない。
それらのいずれも、どちらかというとドラマチックというか普通の状況でない場面に適するよう意図されているので、『普通』の『現在』の日本の町並みが欲しいワタクシとしては自分で作るしかなかった。


ということで、コツコツと作り始めたのであるが、ようやっと町並みの1ブロックの造形が出来たところ。『普通』と『現在』の日本を意図したのであるが、いささか趣を強調し過ぎたか? クセのある町並みとも言える。


手前 左から2軒目の総2階建ての家が、計画の発端であるが、昭和20年代後半頃建築の様式で、この並びはちょっと昔の日本の建物が並ぶ。


このままでは『現在』を現していないと反省し、この面では中央のスゴく古いアパートの隣に近代的なアパートを配置。


実のところ、近代的な建物より、古い建物の方が『味』があって『絵』になる、と解釈しつつ混み入った造形を楽しみながらの産物ではあった。


都会の町並みの方が、『緑』を多く作ることなく済みそうなので、都会的なビルがある設定としたが、造形が簡単な分、状況設定というか『味』を出すのに苦労する。


大きなガラス面にして中が判るようにして『これは何屋なのか?』が見て判る設定にするも、なんだか殺風景でしかない。これにtextureを付けたとしても様にならない。。何かが足らないと考え始めたら、そうだ中に客が居ないからだ、、


で、人影らしきモノを配置したらそれなりに。しかしPoserで主役のFigureを使う上で、脇役とは言え一応同じ人間を多数配置するには、モデリング的にはポンッとできるものではない。しかも一人として同じ形やtextureではマズい。。それはまたの機会にするとして、今回は店換えして、


店構えの造作で逃げるとする。窓を小さくして中も見辛くしてしまえばモデリング作業も手間が省ける。



とかとか、考えるほどにポリゴン数も増えてしまうのであるが、この町並み1ブロックのどの場面でもきっちりとモデリングしたいのである。
きっちり、と言えばかなり細かいところまで拘っている。日本の町には欠かせない電柱である。たまたまであるがちょうど今、ワガ町では電柱の取替え作業が進行中。


これ幸いと、散歩に行く時は入念に観察した。普段なら不審な行動とも思われてしまう電柱の観察も、工事見物に紛れてじっくり観察である。


モデリングでここまで必要か? と言われれば無くて済ませることだって出来るだろうけど、リアルさや混沌とした現実社会をモデリング上で表現するにはうってつけのアイテムだと思う。意外と電柱といえども複雑な構成になっているものだ。

そして今回の課題の一つでもある『植物』の表現、それも密集した『雑草』にチャレンジだ。


この中央の緑の部分を、家を取り潰した跡の一面 雑草だらけ、としようと思う。これはモデリング造形ではなく、textureなどで表現するのがベストであるから、私的にはちょっと苦手なtexture作りに励まなくてはならない。


それに生け垣や樹木、花なども配置してようやく現実っぽくなるハズだ。
しかし、たかが背景用としてスタートしたハズが、考えるほどに肥大化し手を抜くどころか、ますます手を入れてしまうハメになり、オマケに苦手なtexture作りにも本格的に取り組まないといけないことになってしまった。1軒の家を作るにも、その家の所有者の考えや歴史的なストーリーを描いてみたりもした。現実をこの1ブロックのモデリングに描写するだけでも大変だが、本当の現実はこの何億倍かの人の思いで構成されていると感じてしまうほどである。そう思うと『壮大』な一部なのである。
わずかなこの1ブロックに思いを込めてみようと思う。

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