リコール通知が来た

キューブのリコール通知が正月早々にあった。リコールは無いにこした事は無いのだが、久しぶりだし車のメカの勉強にといろいろと情報を集めてみた。




この通知が来るまでは、全く気付いていなかった。多少は車ツウを自負するので車情報は自然とインターネット経由で仕込んではいるのだが、事件になるほどの不具合事項は別として、車の不具合情報はあまりウォッチしていない。物は壊れるモノとして車にも相対している身として、不具合情報の類は多少感情的になっている、のが面白くないし心痛むので避けていた。
一般的に自分の車に重大な不具合があると知るのは、このリコール通知であろう。今までも何度かこの通知をもらったことがある。石油ファンヒーターなどとは違い、不具合対象の製品を所有する人の特定が比較的容易な車という商品はリコール通知の浸透度や修理率も高いと思われる。

さて今回のリコール内容はというと、エンジン制御用電源リレーの導通不良により、エンジン始動不良や走行中のエンスト発生のおそれがある、とのこと。日産のWebサイトで確認すると、本リコールはそれ以前の平成22年10月28日付で届けたリコール対象車からリスト上漏れていた対象車の届け出というもの。初期のリコール届出に不始末があったようで、監督省からもオトガメがあった模様。。
そんなドタバタを引きづっているのか、通知書とWebサイトでの表現が微妙に違うというか、徹底されていない表現が目につく。


たとえば、これは送られて来た通知書の文面だが、不具合箇所は『電源分配器 IPDM』と表現され、不具合リレーの位置関係も示されている。
同じ情報を日産のWebサイトでは、


IPDM部位を『リレー集中制御装置』と表現し、かつ不具合リレーの位置が通知書とは違っている。そして説明文でも通知書では『絶縁体(シリコン)がリレー接点部に蓄積し導通不良』とあるが、サイトでは『リレーに内蔵されているダイオードが不適切』となっている。たぶん同じ事を言っていると思うのだが、疎い人には原因が異なると思うだろう。
たぶん、こういうことだろう。サージ電圧対策のためのダイオードを組込んだリレー内部に、ダイオードまわりに絶縁用のシリコンを封入しているが、そのシリコンがリレー接点に付着し、しだいに接点部を導通不良にしてしまった。。
そして不具合部位は『IPDM』である。技術用語(日産社内用語?)で『リレー集中制御装置』なんて聞いたこともない。リレーと付けたいなら『リレーボックス』というのがいいところだが、単にリレーが集中しているだけでなく、制御機能もある装置だってこと?。。この部位は本来的にというか日産社内取り決めでアッセンブリー交換部位である。故に個別のリレー単品の補修部品は設定されてないようである。(あくまでも推測ですが、、) リコール処理ではリレー交換でいくようだ。


わがキューブで実物を確認する。この矢印の部分が『IPDM』。


上側のフタ部を外すと、それはフタではなく本体ベースであった。すなわちリレーやヒューズ類を上下逆さまに固定しているワケで、配索とプロテクトカバーの構成を効率良く実現した構造となっている。


で、対象となるリレーを特定しようと思ったのだが、配線類が結構固く、思うようにこちら向きにならない。コネクターを外せばよいのだが、最近のコネクターはロック付きなので、ロック解除に指先が痛くなるのがイヤ!! と急速に萎えてきた。たぶん矢印の2つのリレーが交換されるハズである。

この一連の動きの中で、車の不具合を比較的冷静な記述でまとめているサイトを発見した。
ココ、国土交通省サイトの『自動車のリコール・不具合情報』である。ここの自動車不具合情報からステージア M35を検索してみると56件の情報が寄せられており、エアフローメーターの不具合が多いのが判る(VQ25型式が多い)。不具合発生箇所や発生内容を把握しておくことは、自車の不調を初期段階で発見できたり、現象の要因を突き止めるのに有効だ。
まぁ〜、いざとなったら躊躇なくディーラーに持ち込めば良いんですが、車趣味人の一つの楽しみ・弄りもあるワケで、なにかと詮索もするんです。

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