電動レシプロソー

前から気になっていた工具を購入した。電動それも充電式電池での駆動のノコギリである。エア駆動でのソーはだいぶ前から持っていたが、使うまでに準備の儀式が長く手軽でなかったのを、これで解消するのである。

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で、どれがいいのか? といつものように事前リサーチをしたのだが、飛び抜けてこれがお勧め! というメーカーのものもなさそうなので、久しぶりにブラック&デッカーのものを選択。

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型式は『LXR10-2』というピボットレシプロソーというもの。同種のものでブルーニングマルチソーというLXP10-2というのもあるが、こちらはその名の通り『剪定』=Pruning というのだから、木工用がメイン。に対して買ったLXR10-2は金物切断が得意なツールと区分けされている。とは言っても歯を木工用のものにすれば木も切れるハズだし、負荷的には金属の方が辛いハズだから、こっちの方がマルチとみた。外観上の一番の違いは、グリップ部が可変になるLXR10-2と、ならないLXP10-2である。

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LXR10-2はこのように3つのグリップ傾斜をさせることができる。これは単に手首の角度に合わせる、という都合と、通常は下向きに歯をセットするのだけど、合板のくり抜きなどのケースでは、歯を上向きにして、先に送るようにして作業する場合もあり、そんな時にはグリップ部が90°曲がっていた方が使い易い。だが、どうしたワケかケースのPR坂には4ポジションの絵になっているのだが。。

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まっ細かい事はさておき、気になった事は電池が10.8Vとちょっと低い事。イコール持続性と瞬発力はどんなものか、と気にかかる。良くこの手の工具で充電式のツールはどうか? という疑問が散見される。曰く、頻繁に使わない素人はその都度充電してから使うことになるので、コード式の方を選ぶべきだ、とか。。でもね〜、、手軽に使える事が一番の選択肢だったのだから、充電式しかない。逆にそんな長い時間も使わないのだから、予備バッテリー1個あれば十分なハズだ。
とかとか、頭の中で考えるより、実行あるのみ。まずはやってから良いの悪いのを言ってみよう。

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今回のターゲットはこの羽布と丸棒と金属パイプのオットマンとそのペアの椅子(骨格だけだけど)。もう屋外に放りっぱなしにしておいて時間が経つが、この辺のルールではゴミに出せない。出すとしたら材質別に分解し、かつ細かく切断しておく必要がある。まさにこんな為に切断工具が必要なのだ。

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さっそく取りかかる。丸パイプなどの切断の時にはアジャスタブル・シューという部材を挟み込み、切断時のブレードの暴れを制御する。

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付属していたブレードのこの2枚で、金物用、木工用である。ブレードのチャックのくわえる部分の形状は何種類かあるようだが、あるメーカー専用タイプを除き、ほとんど共通形状であるようだ。

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一応、今回の作業用に買ってきたのだが、まずは試し切りであるから付属のブレードを使う。

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この手のブレードのセットは何十年ぶりとご無沙汰していたから、今はワンタッチでセットできるとは知らなかった。

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で、金属の部分を20ヶ所ほどカットした。途中切った所に噛み込んでしまったか、切る方向と逆に部材が折れ込んだかで、過負荷になって止まってしまった。最初はバッテリーが無くなったのかと思ったが、電池切れでいきなりバタリと止まることはないでしょう。。でも部材から取り外した後の空回りさせる状態でも動かなかった。それでバッテリーを交換したら動いた。う〜ん、、過負荷検知して電気回路を遮断したか、過熱で遮断したかのどちらかかもしれない。その辺のことは取説には書いてなかった。

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作業時間にして30〜40分くらいであろうか、2種類のブレードはこんな状態になって終了した。分解解体にはこの他にも『ザウルス』が活躍したことも書いておこう。

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ナメてしまったビス、ボルトにはこのツールの出番である。

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結果はこの通り。これでようやくゴミに出せるというワケ。で、この電動レシプロソーの使い勝手は? 概ね期待通り。こんだけの仕事を手作業でやっていたら、老いたる体にムチ入れても途中で棄権してしまうだろう。何と言ってもパワーを電動に頼るワケだ。

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そのパワーというか、ブレードの暴れでアジャスタブル・シューが曲がってしまった。ここが曲がっても機能に影響は及ぼさないのだが、正規の形状から変わってしまったことに少々ガッカリである。

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でも本来当たるハズがないこの部分にもブレードの歯が当たったようだから、すごい暴れようだったと想像できる。

もともと今回の作業は突発的な実行であったから、ちゃんと準備していたとは言えない。本来なら部材は万力か作業台上に固定しておくべきだ。片手で部材を持ち、もう片手でツールを持って作業する、というほど軽い作業ではなかった、のを電動のパワー任せに作業してしまったツケである。

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でも、一応最低限の安全には配慮した。この手の切削作業で怖いのは手指のケガ。作業中はこの手袋をずっとしていた。幸いというかまだこの防護の恩恵になったことは無いが、とにかく切れないと評判の『スペクトラ』繊維。もうこれも古くなったので、新品に交換したら、この古い方をこのソーで切ってみようかな〜。。でもどうやって実験する? マネキンの手でも持ってくるか。。

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