車内iPod接続法

既に3つのiPodを持ち、さらにiPod Touchを予約注文した身として、それを車に搭載して車内で音楽などを聴くベストな方法を考えている。


以前にも書いたことだが、iPodに入った音楽を聴くシチュエーションとして、車の中が自分としては最も相応しい使い方なのだが、それをベストな形で実現するには少し考えなくてはならない。iPodとの接続は自動車メーカーが純正レベルで備え付けた物か、市販カーオーディオ、カーナビが備えるiPod接続であるのなら、音質を含めてベストに近い使い方になるのだが、既に所有している車、かつiPod接続未対応のメーカー純正オーディオ・ナビである場合、iPod接続法は別途 市販されているアフターマーケット用の接続装置から選ばなくてはならない。

それらが数限りなく色々な方式、メーカーが出している物だから、その選択も整理してからで無いと目移りしてしてしまい、結局 無難な物か、お手軽な物で済ましがちである。そこで今回は自分なりに整理し選択した結果をまとめてみる。。

結論から見せると、このような構成で考えた。(赤枠の部分が採用する系統)


ちょっと画像が小さくて判り難いと思うが、図中の上の方に×印した部分は『FMトランスミッター』方式や、iPodの映像をもナビ・モニターに映すというUHF波でのトランスミッター方式である。しかしこのFM波による車載AVへの転送は、早々と不採用とした。トランスミッターの心臓部の電波周波数の精度による優劣はあるのだろうが、どうも国内の電波事情は『キレイ』な状態にないことと、所詮FM波変換による劣化は避けようもないようだから。。

従って今回は有線・ワイヤードによる接続を中心に選択検討を深めてみた。その最大の問題点は『純正AVに外部入力端子があるか?』である。それさえあれば接続検討は問題無く進行する。
で、我が車はステージア。それもカーウィング対応の純正DVDナビの仕様である。今回の調査・検討する以前から判っていた事であるが日産純正のオーディオ系には、外部入力端子なんて備えているワケは無い。他車の純正オーディオがどうなのか詳細不明ではあるが、とにかく日産はサードパーティ(社外品)には優しくない。
従ってこんな商品(社外品)も出ている。



ココで発売している物だが、日産純正オーディオのスピーカーへの出力側に、外部装置からの出力を割り込ませる、というかスイッチで切換えてしまう方法である。一見 合理的な接続法であるが、使い勝手上は切替スイッチの操作が必要なことと、iPodの操作を直接iPodで行う必要がある。(しかるにドックコネクターとの接続でなく、ピンジャックでの接続になるのか〜)
ステージアの車載AVとのワイヤードな接続は、これしか無い、と調査・検討していた初期には思っていたのだが、(これ以外にも
AIC-210という某オークションで発売されている割り込みハーネス・キットもあるが、自車の純正オーディオのDIN8ピンはコントロールユニットと接続されていて使用できず。。)いかんせん、iPodを直接操作するしか無い点が、iPod車載方法として欠点に思えてきた。車載するiPodをどこに置くか制限されてしまうし、運転中のiPod操作は危険でもある。。

その運転中のiPod操作を考えると、この装置を是非使ってみたいと思うようになった。


楽曲名などの表示をする液晶モニター、iPodをリモートコントロールする別置きコントローラーがあり、頻度は高くないだろうが、運転中もiPodの楽曲変更などに便利そうだ。iPodをグローボックスの中に収納しておくこともできる。しかもドックコネクターとの接続なので、iPodへの充電も同時に可能だ。
iPodとの接続はこの装置を使うことで決定であるが、今度はこの装置とステージアのAV系との接続法である。先のスピーカー出力部の割り込み装置でも良いのだが、調べが進む中で有力な情報を得た。

『ステージアにも外部入力端子がある!』

というのだ。それは願ってもないことだ。その端子はTVチューナーに付いていると!  TVチューナーとは気が付かなかった。。しかもそこに接続するハーネス・アダプターが純正品として発売されている。その専用コネクターとRCA・コンポジット端子が付いた5mのアダプターである。これはどうやら外付けのCDチェンジャー用に用意されているもののようだ。他にもDVD再生機との接続も出来て純正ナビモニターに映像も映るようだ(でも走行中はダメなんだろう)。
これで全て解決である。結果は先の図解にもあるが、
iPod→→『Drive Your iPod』→→『アダプター・ハーネス』→→『純正TVチューナー』となる。これでワイヤードな接続が実現でき、かつひょっとしてiPodの動画も見られるかもしれない。それは後回しにしてでも、音楽だけでも再生できれば御の字だ。。
で、本当に自分のステージアのTVチューナーに外部入力端子があるか? を確認しないと。。それが無いと全てがパー。。


有りました!! フラッシュが効き過ぎて写真では矢印を付けたが、ここが確かに何もハーネスが接続されていない空き端子になっている。このTVチューナーがある部分は、


ラッゲージ・スペース左側である。この収納スペース部を外せば前画像のようにTVチューナーが現れる。実際にそこからハーネスを配索する作業も、この内装トリム全体を外せば奇麗に収まりそうだ。

さらに調査・検討は進む。
せっかくワイヤードで接続されるのだから、その音質再現もベストを尽したい。音にはウルサくは無いが、車特有の電源系に乗る雑音は致命的である。
そこでシガレット・プラグからの邪悪な電源を整流するこの装置を合わせて使ってみよう。


これはパワーサポートで販売している『ノイズレス電源ソケット』である。ここでの説明によれば、これでDC電源のプラス側のノイズは消去されるが、車では一般的なアース(マイナス側)での雑音消去も必要で、それにはラインノイズフィルターが必要だと。。それはオーディオメーカーなどから発売されていて、RCA端子での物が一般的なようだ。

実は現状のステージアでその邪悪な電源による影響とも思える体験をしている。携帯電話の充電用に市販のシガーソケットからの充電装置を使っているのだが、充電すべく携帯電話と接続したとたん(=充電が開始され装置に電流が流れた瞬間)、FMラジオに雑音が乗るのである。FM波の受信状態が悪いロケーションでは、さらに大きな雑音となり、放送内容自体が聞き取れないほどだ。また、この充電中に携帯電話での通話をすると、相手側にも雑音が乗った状態で聞こえるようで、『うるさい!』と言われる。はたしてその原因がこの邪悪な電源なのか、はたまた市販の充電器自体のせいなのか、今は判らないのだが、それもこの『ノイズレス電源ソケット』を介してみれば判るだろう。その意味でもこれは『買い』である。

さて、これで購入するアイテムも決まり作業内容も想定できた。その前にこのTVチューナーへのiPod出力をダイレクトに入れて様子をみるために、ドック・コネクター ←→ RCA端子変換ケーブルをも購入しておこう。最初に掲載した系統図の黄色いラインを構成して、車載ナビモニターとスピーカーへの出力を確認するのだ。

これで用意周到なiPod車載検討は終わり、後は実行のみだ。

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