DAZ studioに挑戦

Poserのアップグレード版(Poser11他)はかなり残念な評価であり、価格もそれなりだからスルーしていた。それでも改善の兆しが無いものかとウォッチはしていたが浮上してくる様子は無いと判断するしかなかった。きっと次のメジャーアップデートまで持ち越しだろう(Smith Micro社がその気なら)。。遊ぶオモチャが無くなってしまっては暇をもて遊ぶので、奮起してDAZ studioに挑戦である。

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3DCGアプリの一つとして『Poser』を比較的長く使っていた。その間でもDAZ studio は何回か触ってみてはいた。しかしメインを『Poser』としていたので、真剣さが無いと言うかDAZ studio でつまづく箇所が出ると、慣れ親しんだ『Poser』に逃げ帰る始末で一向にDAZ studioのスキルが上がることはなかった。
全体的なDAZ studio の印象としては、DAZ側の定めた場所にインストールされ、データの場所も決められてと、自動でセットされる感が強く、よく分からない内に準備されてしまう、という初心者には良いかもしれないが、ちょっとこの世界(どこの世界か? 3DCG、いやパソコンの世界?)をかじった者には、勝手に動かないで!! 的な戸惑いがある。
とは言え、それがDAZのスタイルだろうから、ここはじっくりとその動きを観察しようか、というこの歳なりの気構えで行こうと決めた。

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まずはDAZのサイトにログインである。以前から登録していたから、今回は最新版のDAZ studio 4.9 のダウンロードから開始である。

160208_02-DIM

そこで早速DAZ Install Manager のダウンロードから始まる。通称DIM というヤツである。これがワタクシの言う自動で動くヤツの一つだ。別にそれほどの自動作動するワケではないのだけど、ダウンロードした物を自動でフォルダを作って格納する機能程度の物ではあるけど。先入観念が強いからよくよく英文を確かめた上で進めよう。

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DIMのステップは、Ready to Downloadタブでダウンロードするアイテムを選択して実行する。このタブを開けるとDAZが用意している商品(無料、有料も?)リストが出ている。そこから選んでダウンロードしたアイテムは、次のタブであるReady to Install タブに現れてくる。このタブに現れたアイテムを再度選択して実行することで、ある決められたディレクトリーにインストール・収納される。と思っていたのだが、あるアイテムはダウンロードし終わったらこのReady to Installに溜まることなくインストール済みになった物もあるような〜。。ともあれインストールされたアイテムはInstallタブの中に表示されることになる。ここで特定のアイテムを選択して下部にあるQueueボタン(キューボタン=選択して実行のボタン=インストールに思える)を押してしまうと、そのアイテムは削除されることになる。慌てないアワテナイ。。
さて、結果パソコンの中のどこにどんなデータが収納されたのか確認してみよう。

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Macの場合(OS-X)、ユーザーの書類(Document)にDAZ 3Dというフォルダーが作られ、その中にStudioという一つのフォルダーがあり、その中にMy Daz Connect LibraryとMy LibraryとRender Libraryの3つのフォルダーがある。その内のMy LibraryにFigureなどのデータが格納されることになる。紛らわしいことにここにもRuntimeというPoserではお馴染みのフォルダーができているが、DAZの場合はここにtextureが格納されるようだ。
と、一つ一つ様子を見ながらの進行である。

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でも待ちきれないというか、マニュアルを読まずに弄り始める性分である。早速立ち上げて同時にダウンロードしたGenesisのFigureを呼び出してみた。するとこんな具合のFigureが現れてくる。これは形状的には中性であり、画面右側のパラメーターで女性にしたり男性にしたりできる。そうせずとも最初のFigure選定でGenesis 3 Femaleを選べば女性として現れるハズである。
がしかしtextureがついておらず質感がゼロ状態であった。レンダリングすれば出てくるのか?とやってみたが、そのままであった。

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ならばと画面左下のパレットからMaterialを選択するとMATらしきアイコンがあったのでそれをダブルクリックで質感反映である。この辺はPoserでの操作から類推できるのでトライ&エラーでもそこそこの効率ではあった。
が、どうやらこの手順はイレギュラーのようで、DAZ studioを立ち上げた時に現れたコーション

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これが足らないということで、再びDIMを立ち上げてダウンロードである。

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これが必要なら最初からダウンロードのアイテムに指定されておけば良いものを何で後から要求するの!? とプチキレになる。これがDAZや〜と言わんばかりだ。またFigureを読み込む時に出たサゼッションなどの実行で、今度はFigureを呼び出したところでtexture付きで現れた。さて何が悪かったのか良かったのか分からない状態。まぁ〜今はしょうがない、おとなしくスルーして経験を積んだところで振り返ってみよう(と心の余裕を見せる)。

さてさて、DAZ studioの操作系の概要は、デフォルトで現れるレイアウトで見ると、

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Poserをやっていた人には分かると思うが、Poserとそんなに違いが無いことが分かる。例えば『階層編集』では親子関係や非表示(たぶん)がここに表示され、ここで直接アイテムを移動させるなりして編集ができる。でもPoserなら例えばSmartPropでない髪を頭とペアレント関係にするには、

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階層的に紐付けることをするが、DAZの髪の場合、必ずしもこの関係にせずともFigure全体の階層に入れていれば頭の動き、体の動きに追従するようである。この原理はまだ分かっていないワタクシ。
次にこの下にあるライブラリーを見てみると、

160208_12-Materials

FigureやCloth、Hair、Props、Material などアイテムの分類はPoserと同じ感じ。ただそれぞれがひとつのメインとなる、例えばGenesis 3 というメインの中に入れ込まれているようだ。
そしてDAZ studio 4 の大きな特徴であるリアルなレンダリングの設定では、

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レンダリングの種類として、Basic OpenGL、Intermediates OpenGL、NVIDIA Iray、3Delight、Scripted 3Delight の5種類が選べるが、なんと言ってもNVIDIA Iray のレンダリングに注目だ。

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左から、 Basic OpenGL、 Intermediates OpenGL、 3Delight、 NVIDIA Iray

Scripted 3Delight はやっても何も現れなかった。きっとスクリプトを記述した上で行うのだろう。(←全く想像出来ず。。)
やはりNVIDIA Irayでのレンダリングは綺麗だが、その分時間がかかる。ちょっとした画像の大きさでも10分くらいは当たり前。

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ただRender Modeの選択にPhotorealとInteractive の2つがあり、Interactiveモードにするとレンダリングのプログレスバーは動かず、見た目で良さそうなところでレンダリングを終了できた。ただ透明のマテリアルは全く描画しなかったので、どんな用途に使うのだろうか? まぁ〜Irayでのレンダリングは最終の描画として出力する、とか使い方の工夫で時間的な問題はクリアするだろう。

160208_15-3Delight
アイテムはKAOSさんのトヨタ2000GT

3Delightでレンダリングすると光り物とか透明な質感部はキチンと反映されない、というか、レンダリング・エンジン毎にマテリアル設定が違うのだと思う、けどそれもまだ全然理解していない。。

160208_16-Iray

先の2000GTをIrayでレンダリングすると、天空や地面など何も設定していないのに、反射する部分の質感はそれらを反映しているように見える。この辺の質感の設定の仕方をこれから勉強するにしても理解できるのだろうか? 今からちょっと心配ではある。

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それともう一つ、床面も設定していないのに影ができているのも不思議だ。これもIrayでのレンダリングだけのようで、他のレンダリング・モードとの違いも理解しておかねば。。
さらに不思議なのは、この影が落ちる面とモデルの配置されている位置との関係が分からない。

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この画像ではちょっと見辛いが、レンダリングの結果では先の画像のようにタイヤの接地部から影が出て、そこが床面(地面)となって見えるのだが、このモデルの配置は高さ方向はガイドとなっている格子状の面(Poserではガイド・グラウンド)はボディ高さの中間にある。Poserで言う床のガイド面は表示できるのだろうか?? この辺は下手にPoserを知っているからの戸惑いなのかも。

とかとか、まだまだ知らない事、理解しなければならない事、たくさんありPoserとの比較で混乱する予感も大きいが、ここでやり始めた事だ、時間のある限りDAZ studioを攻略してみる覚悟である。

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Genesis 3 も髪をつけ、目線をコントロールし、表情もつけられたところで一休み。にしてもあまり美人ではないのよね〜。

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