黒塀を作ったら、、

何故か唐突に『イキナ クロベイ ミコシノ〜♪』と『お富さん』の歌が頭の中を横切り、黒塀をモデリングすることとなった。ひとつテーマが定まると、アレもコレもである。



この歌、幼少の頃に耳から覚えていた。しかるに歌詞を間違えたまま、ず〜っと『粋な黒塀 神輿のマークに〜♪』と思っていた。今になって改めて正しい歌詞を調べると、『粋な黒塀 見越しの松に〜 仇(あだ)な姿の 洗い髪』とかなり大人っぽい言葉で、子供がちゃんと覚える歌詞にはなっていない(笑)。でもなんとなく黒塀って粋なんだ〜、、という観念が植え付けられた。


ということで、しばし『黒塀』の造形をアレコレ考えて、結局昭和初期あたりの民家の塀に一般的であっただろう板組の塀を作ってみた。『粋な』を強調するなら京都あたりの料亭の塀でも参考にするのがベストだけど、ちょっとした庭先のジオラマと民家もモデリングしたかったので、こんな形が良かろうと。。
ちなみに上の画像は大半は自前のモデリングで、塀の質感(Texture)は木目のフリー写真を使っている。地面もフリーの写真からシームレスな感じの加工をした。
さて、時期はもう夏に入ったかのような暑さ。この庭先で『涼』を得るようなPropsをいくつか作り出した。


木製のたらい、桶や竹製の縁台。細かいところで蚊取り線香などだ。これらの小物(Props)のほとんどにもTextureとして板目の写真素材を使った。故にリアル感がある。これも昭和時代を匂わせるアイテムになる。大きな『たらい』は行水も出来そう。
と、ここまで来れば、Figureを配置して雰囲気を出したいところ。
それには『浴衣』でしょ〜。。と思い、着物は手持ちに有ったが、浴衣は無かった。ネイティブな日本人だから着物と浴衣の違いは良く判る。柄で着物を浴衣代わりに使うなんで出来やしない。ということで、急遽Poser界を調べ尽くして二つ仕入れた。
ひとつは『HONY』さんの所にある『PS用DC浴衣』。PS用ってよく判っていないが、Poserに読込んでみると、かなり小さい寸法であった。たぶん子供用なのか? でもDC(ダイナミック・クロス)なので他のFigureでもなんとかなる。
ということで、大きさなどを合わせて、さっそくMiki2に着せてポーズをとらせたら、


見事に破綻。腹は出るし、足はハダケルわで、とても、とても。。いろいろとDCの設定を弄ってみたのだが、普段からダイナミック・クロスはあまり使っていないので、これといったコツも知らない。でも極端なポーズにするとダイナミック・クロスと言えども追従しなくなるような。


たとえば太ももの部分などは体との衝突を完全に無視したが如く、クチャクチャになっている。こうなるとモデリング・ソフトでポリゴン修正もやってられない。そもそも四角ポリゴンであると布の折れ、シワなどがうまくならない。


左のように稜線になる部分がカクカクとなるので、その部分を後から分割してやると、綺麗な線になる。ならばポリゴン数が増える事覚悟で、最初から全て三角ポリゴンにしてしまう手がある。


ポリゴン数は単純に2倍になるけど、パソコンの力技でやり過ごそう。Poserの達人達はどうやっているのだろう。スムースポリゴンでレンダリングするのだろうか??


で、ワタクシの技量ではダイナミック・クロスでこの程度の出来。でもシワの出来方はダイナミック・クロスならではである。

さて、ダイナミック・クロスの(私的)限界を感じたので、こんどは『mamomamo』さんのコンフォーム衣装の浴衣。これも適用FigureはA3 (AIKO)。ではMiki2用にWW2で変換を試みるも、またまたWW2の設定の仕方が悪いのか、とても使えるモノにならない。まぁ〜さすがのWW2も日本の浴衣(着物)のパターンまで想定していないのでしょうね〜。mamomaoさん良くやりましたよ。
でも、最後の手、それは『なんちゃって着用』とでも言うか、ちゃんとコンフォームさせないで、ワンショットのみのレンダリングならFigureのポーズに衣装を手動で合わせていく手もある。もちろん部分的に拡大縮小も合わせて。


ということで、黒塀の前で浴衣を着て涼をとる娘の図。今回の探し求めた浴衣はいずれもフリー配布のモノ。求めれば有るもんです。あらためて作者に感謝です。
という感謝の気持ちを込めて、今回まとめて作ったPropsをワタクシもフリー配布することにします。前回配布から時間がだいぶ経ているので、すぐには提供できそうにありませんが、夏物故に旬の間には配布しなくては。。

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