赤いランプ

購入してから10年は過ぎている所有するPowerBook G4(チタン)であるが、ついに事切れてしまった。以前のエントリーでバッテリーを心配していたにもかかわらず、何も処置していなかったものだから、当然と言えば当然ではある。

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先日、思い出したようにPowerBook G4に電源アダプターをつなげ充電しようとしたのだが、差し込んだアダプター端子のリング・ランプが『赤』色だったのである。今までは
橙色充電中を示し緑色になって充電完了しか見ていなかった。それが『赤』であり、瞬間に『ダメな』状態であると知らされる。

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この状態で電源スイッチを押しても起動はしない。単にバッテリーが放電して『空』であること以上に深刻な状態を告げている。これはきっと内蔵電池も消耗しきってしまいハードとしてウンともスンとも動かない状態に違いない。ちなみにこのリングランプが『赤』になることをインターネットで調べたが、なにも検索されなかった。アップルのサイトでも探し切れなかったから、かなりイレギュラーな現象なのだろうか。。

して、このPowerBook G4を延命すべく内蔵電池の入手法を調べた。1〜2のお店で扱っているようだが、その内の1つはアメリカからの発送となり、早い便だと5千円弱となる。う〜ん、、ちゃんと起動させて動かし続けるにはこの他にバッテリーそのものも新しい物にしてないと、せっかくの内蔵電池新品もすぐにパーとなりそう。。すなわちさらに1万数千円がかかり、合計2万円の出費を覚悟しないと。。

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さて、どうしたものか〜ぁぁ。古い物を大切に動く状態にしておくことは、それなりに意義があるとは思う。大切にしているという証だし、古いけどその当時の新鋭機であった歴史の生き証人という価値もある。う〜ん、、でもそれには相応の費用がかかるというのが経済原理だ。
幸いにというべきか、生憎というべきか、このPowerBook G4は2台ある。とりあえずその内の1台を分解してみて、内蔵電池の交換がどの程度の難易度なのか測っておくとする。


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PowerBook G4の裏蓋を外すには特別な工具はいらない。ビスはこのように見えたままだし普通のプラスドライバーがあれば事足りる。

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ただし、ビスを全部とった後のカバー (これがチタンの薄板か?) の取外しにはちょっとコツがある。両端の内部との噛み合わせがこのように斜めに勘合するようになっている。だからバッテリーパックが右側にあるように置いた場合、カバーは手前に引くと同時に上方に引き上げる感じになる。無理にコジ開けると、この樹脂製の勘合部品を壊してしまいそうだが、絶妙な手加減が必要な工程だ。

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とはいえ、最近のMacのような接着や磁石による固定といった分解のし難さはなく、アクセスはし易い部類だろう。ただブック・タイプという限られたスペースを効率よく使う工夫はハンパではない。部品の取付け方法も奇抜である。

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HDDや光学ドライブ・ユニットはこのように取付けられている。4ヶ所のゴム・ブッシュで穴に嵌め込まれているだけである。この構造でHDDを取り外すには穴がある部材を少しでも動く状態にした上で、力任せに引っ張り上げるしかなかった。

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とりあえず周辺にはトルクスのビスで固定されている部分があったので、これを外す。ちなみにトルクスってトルクがかけ易い頭穴形状だから、と思っていたけど、『TORX』というアメリカのメーカーの登録商標だと最近知った。

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HDDはこのフラット・ケーブルの所を持って強引に引っ張り上げれば取れる。
さて、問題の内蔵電池は光学ドライブの下に隠されている。

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ここである。光学ドライブは下の基盤側にもフラット・ケーブルが延びており、かつオレンジ色のフィルムが被されて、簡単には外せない。この状態で電池を交換するのは大変そうだ。(やって出来ない事ではないが、気が滅入る)

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まずはHDDだけでもサルベージしてデータを取り出しておこうか。。

さてさて、どうするPowerBook G4。すぐに復活させることでもないし、ちょっと大変そうだし、、と腰が引けてしまったが、とりあえず1台だけでも『いつか復活させる』としよう。『いつか…』と時間無制限にしておき、その間に必要に部品をちょこちょこと入手しておく作戦にする。

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