シートベルトのモーフ

SuperSevenのモデリング、ウィークディの夜にはチョコチョコと。休みの土曜日には集中してと、やっているのだが、今週はシートベルトの着用モーフを助手席1脚分をやり終えた。モーフは既存の形状から位置変更するだけなので、新たに形状を作ることはないのだが、意外と苦労する。。



modoで制作しているモデルでPoser用のモーフを作成するには、特別に頂点の座標関係を意識しなくてもOKのようだ。通常Poserモデルのモーフを作る時は、Poserでモーフ用にOBJデータを書き出す際、ワールドの変換なし、の選択を必要とするのだが。。(そもそも良く判ってない)
モーフ用に形状の位置を変更したデータをOBJファイルで書き出し、Poserにてモーフターゲット用ファイルにそのまま使える。もちろん元データとモーフ用データは頂点数などが、きっちり同じでなくてはならない。

で、いったん形状作りをしたシートベルトを元に、シートベルトを着用している状態のようにベルトを変形していき、モーフ用のファイルに別名保存するだけである。


各種のモデリング・ソフトには形状変更などをするツールがいろいろと用意されているが、modoでは今回のような場合には『ソフト移動』という便利なツールがある。操作の影響度の高低を表す球形のエリアが表示され、中心ほど変形度が大きくなる仕掛けだ。これを使ってシートベルトの移動を大雑把に済ませておく。もちろんこのツールひとつでぴっちりと決まるワケではないので、これからがチクチクとポイントやらエッジの移動で微調整することになる。
この『ソフト移動』で大雑把に移動した後、その作業をやり始めたのだが、どうも様子が変だ。例えばシートベルトの肩パッドの長さなどが長くなってしまっている。便利なツールだからと気ままに使っていたが、ポイントの移動は元データのポイント間距離とは関係無く移動してしまうので、例えばモノの長さなども変わってしまうワケだ。
3DCGモデリングでリアリティを厳密に要求しなければ、モノの長さの変化もそこそこ許容できるのであるが、ここは少しでもリアリティを追求しているモデル。長さも合わせたい。
ということで、


元の長さと同長のポリゴンを用意し、ソフト移動で自由に変形してしまったシートベルト・パッドに沿わして長さのチェックと調整をする。


本来は右矢印のことろまでがパッドの長さ。それが左矢印の部分まで延びてしまっていた。これを手動でエッジ移動、微調整でポイント移動、とチクチクやることになる。
かつ この場合にはシートに着座するFigureの体形に合わせてシートベルトを沿わす、という調整も入る。これまた根気のいる作業である。対象物との衝突検知機能があるツールがあれば少しはラクになるのだが、modoにその機能はあるのか? 判らず、で地道に手動調整である。
が、1点1点の手動による移動は曖昧なものである。


ポイントの上下左右程度の変更ならまだしも、それに角度調整が加わると一気に混乱してしまう。このように体のラインに沿ったベルトの這わせはラインがメロメロである。もちろん作業画面を前、上、側面の3面と、3D画面にして、らしく調整してもこの通りである。もちろんここからまたポイントの微修正をすることになる。


片側のラインを調整しても、こんどは反対側のラインがおかしくなる、などなどまさに悪戦苦闘である。


なんとか収拾がついてくるが、この作業はワザというより根気しかないのか??
などなど、いつもの通り単純作業の繰り返しで、時間が解決する作業である。従ってある時間を過ぎると、いい加減なところでの妥協も生じて来る。その妥協は後になってからまた振り出しに戻る、という経験値があるので、ここはグッと我慢の耐久レースである。

それを1週間 (いや、時間にすれば5〜6時間くらい)かけて、ようやくPoserにデータを持って行ける状態までになった。


シートベルトのパーツにモーフターゲットの読み込みで、現れたパラメーター値を『1』にすれば苦労して出来た形状が一瞬の内に適用される。
まぁ、何でも作るまでが大変で、それを使う時は一瞬である。
でもその一瞬のためにこのような下拵えが必要なんだ。。

その一瞬の変化では苦労のしがいも価値が薄れるので、パラメーターのダイヤルを何度も回して、モーフの様子を見て悦に入る。


という遊び方で今までの地道な苦労のフラストレーションを発散させるのも、モデル制作の醍醐味か?
さらにはバーチャルな部分でストーリーを作って、遊ぶ。


『コラコラ! シートベルトをしなさい!』... 『えっ! どうやってするの?』
『こうするの!』(とパラメーターを回す)



はぁ〜、後もう1脚分をやらねば〜。。しかもFigureが変われば、このモーフがそのまま使えるワケでもない。どんな体形にも合うよう、シートベルトの部分モーフをいくつか用意する必要ありだ。それはまた次の段階ということで。。

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