何故これが無かった?

iPhone3Gの発売を契機に、自宅のMacと出先でのMac、或はiPhone・iPod touchとの仲介役になったAppleのインフラ・『mobile me』であるが、ようやくその内の『iDisk』も使えるようになった。



『mobile me』はその前身である『.Mac』さらには『iTools』の時代から使っているのだが、主な機能は複数のMac間で同調をする仲介的存在での活用がメインだった。すなわちMacOSが備える『アドレスブック』、『iCal』などのデータの同調であるが、もう一つ『iDisk』というファイルの保管庫があり、外部のストレージとしての機能もある。この容量も時代とともに拡大し、今や20GBから所有できる。(もちろんmobile meに契約していれば、である)
そこにいつでも取り出したいファイルや保存しておきたいファイルを格納して、出先からもインターネットに接続できる環境であれば、デスクトップにマウントするか、『mobile me』のサイトでブラウザから操作する。

その出先での『iDisk』の活用はノートタイプのパソコン(できればMacなのだが)である必要があった。いや、iPod touch、iPhoneのSafariでURL記入で入れるかもしれないが、そのURLがとてつもなく長い。。或はモバイル端末として認識され正規にブラウザできないかもしれないが。。
手元に気軽に持ち運べるiPod touchで、その出先でのシーンがあったとしても、今までは『iDisk』にアクセスすることは出来なかった。

それが出来るようになったのだ。しかしそのアプリの提供はAppleではなく、QuickOffice社というサードパーティからである。本来はApple自身から提供されてもいいハズのアプリである。これはAppStoreから『MobileFiles』という名で無料で配布されている。従ってApple公認のアプリではあるが、Appleは『mobile me』立ち上げ時のゴタゴタから、この種の対応どころではなかったのであろうから、代わりにやってくれた、といったところか?

さて、その『MobileFiles』をさっそくダウンロードして使ってみた。
iPod touchに現れたアイコンをタップすると、最初の画面は、


『iDisk』にアクセスするのと、自分のiPod touch内にアクセスする二つのディレクトリーが現れる。この内 上のiDiskを選択すると、


このようなフォルダが現れる。これはブラウザで『mobile me』にアクセスした時と同じフォルダ内容である。



で、この内の『Documents』のフォルダに進むと、


収納されているファイルが見れる。『MobileFiles』で表示可能なファイル形式は、ほとんどの静止画形式、MS-Office各形式、HTML、PDF、Webアーカイブなどである。上の画像でグレー表示のファイルは見られない形式、その下の文字化けファイル名は、もともとアップロードした時からの文字化けである。
この内のPDFファイルを選択してみると、しばしの時間後、


iPod touchの画面にそのファイルそのものが表示される。もちろん元ファイルの体裁そのものである。これは通常のMacからブラウザ経由で『mobile me』を覗くのより便利かもしれない。なにせブラウザ上ではそのファイル自体を表示できないのだから。。(ダウンロードするしかない)
もう一つEXCELファイルを見てみる。


テスト用にiDiskにアップロードしたファイルである。これを選択すると、


一応このように見られる。元のEXCELファイルは、


これであり、一部グラフの凡例名称が表示されていないが、セルの色、文字の大きさ・ボールド、さらには各Sheetタブまで同じである (Sheet毎に開くのか? 未検証)。
これなら実用にさしつかえの無いものである。iPod touchの横画面にも対応している。


が、横画面での拡大・縮小はできなかった。
そして、その場でファイルを眺める他に、このファイルをiPod touchにダウンロードまで出来る。ダウンロード先は、先の『On ○○'s iPod touch』ディレクトリーである。


表示された画面を1タップすると、プルダウンで矢印に示すアイコンが現れ、そこをタッチすることでダウンロードが始まる。
もちろん、用済みとなったダウンロードしたものは削除もできる。


右上の『歯車』マークをタップし、特定のファイルを選択した後、この部分(矢印)にゴミ箱が出て来る。

ざっと触った感じでは、『使える!』と思う。iPod touchにはMac上で作成したファイルを送り込んで収納する『FileMagnet』も重宝しているが、外部ストレージ(mobile me)に保管したファイルをその場で見ることが出来ることになった(ただしWiFiエリア環境が必要)ことで、ますますデータのタライ回し(笑)ができる、というワケだ。
ちなみにこの『MobileFiles』でダウンロードしたファイルは、メール添付しても相手先では開けないとのこと。また、iPod touch側からiDiskにアップロードは出来ない。
でもいいではないか! 外出先の手のひらの中で自分のファイルが見えるのだから。

あぁ〜、またiPhoneが欲しいゾ度が上がってしまった。もっともっと便利なアプリが出て来て、いっそのこと崖っぷちから谷底に突き落としてくれ。。

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