工具自慢

車の整備を自前で行うには、当然の如く工具が必要なわけだ。その種類も幾千とあるが、基本中の基本としてスパナ、ドライバー類が挙げられる。すなわち手工具の部類になるが、自分の手の力を源とするので、手に馴染む、或は効果的な物を選びたい。


上の画像の工具は、言わずと知れた『Snap-on』のラチェットである。今はちょっとした工具店なら取扱っている所も多いが、たしか昔は訪問販売的に移動販売車でしか売られていなかった(ような気がする)。そして法外と言えるほど高かった。だが、永久保証と言う体制をとっており、壊れたら次の来訪時に新品と交換してくれるシステムだった。
このラチェット、回転軸の頭の部分を押すと装着されたソケットが抜けるタイプだ。ソケットは10,12,14の3種類しか揃っていないが、これにエクステンションも揃えて、十分な品揃えだ。これ以上の大きなソケットは、もっと大きなラチェットでないと非力な我が腕では役を成さない。しかも半素人が車を弄る範囲では、この3種類のサイズが大半である。

Snap-onは超有名ブランドであり、それなりの理由もあるが、工具を全てSnap-onブランドで揃えるには、ちょっと抵抗があった。例えてみれば、身の回りを高級ブランドのエルメスやグッチで揃えることに通じる、いやらしさ、を感じてしまうのだ。。
別に工具のブランドに強く拘るのではないが、やはり『良い工具』、『失敗しない工具』を基準に選択すると、当然の如く評判の良い、信頼性の高いブランド品となってしまう。そこには何らかしらのメーカーが拘る、或は他社にない特徴を持っている。

次にスパナ類をご覧いただこう。

サイズは6〜19まであり、これだけ揃えてあれば困ることは少ないだろう。おまけに両口スパナの方には、18、13、7などもありインチサイズのボルト・ナットでも暫定的に間に合わすこともできる。

このスパナを揃えるにも思い出が少しある。輸入工具ゆえにちょっと高いので、一気に揃えることが出来ず、毎月給料日になったらお店 (たしか渋谷の東急ハンズ) に行き、毎月1本づつ揃えていったものだ。そう数えてみれば、ここまで揃うのに1年と7ヶ月をかけたことになる。。

このスパナのメーカーは、


STAHLWILLEと言う(スタビレー : ドイツ読みだ)ドイツの総合工具メーカーの物である。ここのメーカーの評判を知った上で、買い続けたわけではなく、最初にこのスパナを手にした瞬間、ピッピッーときた感触があった。とにかく軽いのだ。そして握った時の親指が、自然とその柄の凹んだ部分に収まり、持つ安定感が良いのだ。

今にしてそのメーカーのサイトを見ると、
  
その柄の部分に特徴がある、とある。建築構造材のIビーム (アイ・ビーム或はH鋼) に通じる形状である、と。なるほどである。自分が手にした感触はメーカーがまさに意図した通りのことだった。これが自分にとって『良い工具』『間違いの無い工具』のひとつだ。

さて、これら『良い工具』を使って、バリバリと車弄りをしたい。のだが、残念ながら今のステージアはまだ新車に近い状態で、壊れている部分もない。弄る部分が無いのが、不満だ。。

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