雪は降る

『雪は降る あなたは来ない〜♪』はアダモの歌であった。そろそろ本格的な冬を迎える頃、3DCGの世界でも雪を降らせようと思い立った。



本題に入る前に、アダモの『雪は降る あなたは来ない〜♪』であるが、タイトルは『雪が降る』である。タイトルの『が』が歌詞では『は』となっていることが気になった。『は』となると後に続く語句に重心が移動するように感じられる。すなわち、『雪が降るのだけど、あなたが来ない事の方が寂しい〜♪』という表現を『雪は...』と端的に表現していると思うのである。この歌の場合は訳詞の妙というべきだが、日本語の多彩な表現の一つだとも思う。
ついでにもう一つ。雪の歌と言えば『雪の降る町を〜♪』も思い浮かぶ年代である。記憶にうっすらと残る程度の年少時代ではあったけど、これら2つの歌に象徴される如く雪とは何か暗いイメージが被さる思いがある。

そんな雪のイメージであるけど、これを3DCGで表現しようと思うと大変なのである。順当に考えると雪という形のある物質であるから、その形をモデリングすることから始まり、その質感をつけるまでを行わなくてはならない。雪専用のポリゴンが別途必要となる。
しかし少し前に知った、雪が降り積もった状況を表現するPythonスクリプトを思い出しそれを弄ってみた。


例えばこんな町並みが            
                      


スクリプト実行だけで、雪が積るのである。






どんな物にも雪を積らせることができる。





このモデルは『はる』さんの『破れ堂』を使用。

このスクリプトはココで入手できる『Snow Machine』というフリーのPoser用Pythonスクリプト。
スクリプトを実行すると現れるダイアログで雪の積り具合も調整できる。



どうやらこのスクリプトは各マテリアルに雪質感のノードを生成して雪を表現しているようだ。


こんだけのノード、それも専用というか独自に生成したノードで、ワタクシにはチンプンカンプンである。でもどうしてマテリアル設定でY軸方向だけにこのマテリアルが有効になるのか? どこかのノードに軸方向の有効・無効の設定があるハズだ。。


これかもしれない。Y軸に0.9、その他の軸は0である。といった具合にこれらのマテリアル設定を見てみると、雪の積った もっこり感はディスプレイスメントで表現している。だからこのスクリプトを使うならレンダリング設定でディスプレイスメントを有効にしておかないとダメ。ただしPoserのディスプレイスメントもクセがあり、


こんな具合にディスプレイスメントの値が大きいとポリゴンが浮いてしまうのがアリアリである。
さらにこのスクリプトではディスプレイスメントを雪の表現に使ってしまうので、予め自分でマテリアルにディスプレイスメントを設定していたものが置き換えられてしまう点にも要注意である。
また、現在のバージョンではPoser7(J)で


この再起動を実行すると落ちる。それはPoser7だから? 日本語版だから? Mac版だから? 判らない。。ちなみにPoser8ではそもそもこの『...再起動』が無い。


従って、雪の具合を何度もトライ&エラーする場合、このスクリプトを登録しておくと便利だ。


しかしこのボタンに設定しても、Poserの起動毎にリセットされてしまう。何か方法があるのかもしれないが、もう一つの手として、スクリプト・メニューに入れてしまうことにした。



というちょっと神経質で扱いも難しいスクリプトではあるが、一挙にシーンを冬化粧させ、そこそこ雰囲気が出るのであるから便利である。


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