近頃のPoser

ようやく新しいiMac27の操作感にも慣れてきたと思っていたら、3DCGを含め全てiMac27でやっていた。Poser弄りもiMac27だから新しいデータをここに積み上げてしまうと、簡単にはMac Proには戻れなくなってしまう。。しかし今のPoser界(DAZも含めて)は少し混沌とした状態だ。いや変化点にいるのかもしれない。トレンドは『ウエイト・マッピング』、『SSS』といったところだろうか。ここにきて皆これになってきた。

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つい最近もV4 (Figure)をウエイト・マッピング仕様にコンバートするスクリプトが無償で配布された。そしてその前には関節部の破綻がおこり難いようポリゴンやらJCMを工夫した有志による新Figureである『Antonia』もウエイト・マップ仕様をリリースした。さらにその前にはDAZのV5 (Victoria 5)というかGenesisがウエイト・マップ仕様になって、対抗馬のPoserとの互換性が無くなってからの時が変化の始まりだ。そしてPoserもver9、或はPoser Pro 2012 になってウエイト・マップに対応することになって混沌とした状態に入る。。
ウエイト・マップって何? の説明はワタクシも詳しく無いので他に譲るとして、要は関節部の奇麗な動きを実現するポリゴンの移動・変形方法ということだろう。Poser以外の3DCGの世界ではとっくにメインの方法となっていたようで、DAZ (Studio)も含めてこれから登場するFigureはきっとこのタイプで出てくると思う。
しかしPoser界では過去の資産(ユーザーが購入したFigureやその衣装など)を使い回せるか? に大きなウエイトがあり、それに無頓着な新参者は受け入れがたい風潮がある。このことはDAZの新しいFigureであるGenesisイコールV5にも言えるかもしれない。ウエイト・マップ仕様になって、今までの衣装がそのままでは着れない(使えない)、という認識が明らかであった。単なる体型違いによるアンマッチ以上にウエイト・マップに対応させるスキルを持った者が少ないのである。すなわちウエイト・マップ仕様の衣装がベンダーから発売されるのが、極端に少なく、それがまた難しいものなんだ、という意識を高め皆んな様子見となったのかも。。

さてそんな中、V4をウエイト・マップ化するスクリプトを手にいれ、V4ウエイト・マップ(以降 V4 WMという)Figureとはどんなものか、様子見をしてみた。

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左側がV4 WMであるが、以前のV4では『太もも』を大きく曲げる(お腹の方に上げる)姿勢をとらせると、太ももの上面が不自然に平らになることがあって、なんとも幻滅を味わったのであるが、WM仕様はこの部分は逆に筋肉が盛上がるが如く解消されている。また、『かかと』の部分で、

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関節(仕込まれたボーン)の動きが大きいと、ポリゴンの変形が間に合わず、ポリゴンがそのまま食い込んでしまう現象になっていたのが、このように破綻しないようだ。

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このような何でもないポーズをさせた時でも、無理な変化があったワケで、今までは衣装を着せてしまえば気が付かなかった部分の破綻も多い。

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極端なポーズをさせることは少ないし、そんなありえないポーズでレンダリングすることはまずないのだが、

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こんなポーズをさせるとはっきり判る。右がV4 WMだが、左のV4では付け根の部分のつながりが不自然になってしまう。たぶん従来の手法ではこのようなケースは『想定外』としてなんの処置もされなかったのだと思う。それがウエイト・マップ仕様にしただけで、想定外の範囲が狭まるなら大したものだ。
ただ、単にウエイト・マップにしただけで全てOKなのか? は実は判らない。今回のこのスクリプトが実行している様子を見ると、ボーンが追加されているのが判る。

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左側がノーマルのV4で、右がWM仕様となったV4のボーンである。右端のボーン名称が追加されたボーンで、たぶん他のボーンの動きの補正的な役割を持ったものと思われる。すなわち積極的にパラメーターに現れていないし、単独で動かして役に立ちそうなのは『breast』くらいか。。

さて、あの『Antonia』もWM化されたのであった。

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それに今までは衣装もほとんど無かったので、使う場面も限られていたけど、WM化の後 衣装の追加もあった。

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もともと関節の動きに破綻は少なかったFigureで、WMになっても変わりは無さそうである。実験的に有志が改良してきたノウハウは全てウエイト・マップに置き換わってしまったのだろうか? たぶん衣装のことを考えれば、ウエイト・マップ化の方が衣装の制作には楽そうに思える。いや全く根拠がなくそう感じているだけですけど。。

さてさて、これからSmithMicro社はどう出てくるのだろうか。少なくともFigureで成功したイメージはないから、そこを強化して出てきてほしいんだけど。『Miki』をしっかり育ててほしいんです。

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今のMiki弄りは、もうひとつのトレンドの『SSS』を仕込んでいるところ。そのノード構成の基本的なところが判ったけど、ちょうど良い調整値を探しているところ。
SSS化は顔のアップではすごくリアルになるけど、カメラをひいてレンダリングすると口の周りや手の指などが残念な結果になる。

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もう少し大きめな画像を再開した『Poser Gallery』に置きましたので、そちらでもご覧ください。
その『Poser Gallery』、今流な画像の見せ方をしたかったのですが、ちょっとハードルが高すぎて、またの機会に、としました。。

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